月曜日, 7月 06, 2020

アマゾン・プライム・オリジナル作品「しろときいろ」

 アマゾン・プライム・オリジナル作品で、日本のドラマ「しろときいろ」を観ました。ドラマも、いろいろありますが、最近の傾向として、刑事物であれ、弁護士物であれ、青春物であれ、なんかストーリーとその折々のイベントを描くにあたって、パターン化していると、常々思っています。だから視聴者は、ある予定調和をイメージしながら視聴しているのではないでしょうか。そこには製作者側の、こうすれば視聴者は一定の評価と反応を示してくれるはずだと言う、一種の経験則を忠実に履行しているように思われるのです。
 ところが、この「しろときいろ」については、制作姿勢と演出法に、何か新鮮なモノを感じました。実話があり、その制約もあるのでしょうが、丁寧に、誠実にドラマ作りをしている姿勢が感じられて、とても好感を持ちました。オープニング・タイトルで主演の川口春奈さんが街中を疾走するシーンがありますが、その姿、爽やかで、フレッシュ感に溢れており、それだけ見ても、わたしは充分に楽しめたのです。連続テレビ小説の「あまちゃん」や「なつぞら」を視聴していた感覚に近いものを感じており、お勧めです!
 ただ、一つ惜しいな~と思うことは、ハワイ独特の自然の環境の美しさや南国の街角の風情などがもう少しシーンの中に登場してもしかった。その意味では、アメリカドラマの「HAWAII50」は、凄かった印象が強いですね!

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   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...