水曜日, 4月 27, 2011

Fb体験1ヶ月目のメモランダム

Fbを始めて約1ヶ月が経ちました。311以降、表面をなぞらっただけのマスコミ報道にいらだちを感じ、独自に情報源を探す中で、新しいツールとして前々から気になっていてたFbを、ガチ、本気で始めました。自分が感じている事案にたいして、多くの人々がどのように感じ、どのように評価されているかを知りたい思いでした。結果は、見事大当たり。日々、さまざまなニュースが皆様によってレビューされ、あるいは直接意見を聞く機会を接することが出来、私の情報環境は著しく改善されました。有り難いことです。
お友達になって頂いた方々の日々の活動にも、もの凄く興味が沸いています。子育てしながら朝夕の新聞配達をこなし、そして貴重な時間にアクセスされている方、ご高齢の方がお孫さんをあやしながら最新のモバイル・ツールを操作されているその日常、海外にいても孫正義さんの記者会見オンエア情報を伝えてくださる方、過去にDVを受けたり差別をされた辛い過去が有りながら明るく前向きに情報発信されている方などなど、もう、ここは人生の大学のような処かも知れません。内のセミナー生は、全員会員に強制加入させました。つまり、Fbをやらない子には、単位を出しません、マジで。
立場上、最も注目していることは、災害時のメディアの対応ですが、直感的には、ブログにも書いたように、「ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの没落を予感させる」。ネットが通信メディアと放送メディアを融合させてしまった訳ですから、当然の成り行きなのかも知れません。
自身のネット歴をふりかえってみると、@マーク付きのパソコン通信を始めたのが92年頃、福井からIIJのアクセスポイントへアナログ線で繋ぎ、出来たてほやほやのネットスケープを使ったのが95年でした。その後WWWが爆発的に増え、一種のフィーバーが起こり、その中で2001年の911を体験したネットはブログを生み出し、SNS文化を定着させました。そのSNS文化の中から、言わばパラダイム・シフトが起きたのが、Fbなのだと思います。
匿名が許される裏街道的、サブカルチャーぽいネットの世界に、太陽がようやく昇ったということでしょう。もちろん、企業サイドはネットを表街道として最初から使い出していましたが、個人ユーザーにとっては、サブカルチャー的な環境が続いていたように思います。そして、今回の災害です。私のFbへの参加は、こうしてみてくると、必然だったように思います。
今、私がもっとも応援したい方々とは、各自の持ち場で、心底誠実に目の前の課題に挑戦し、前向きに、ポジティブに活きておられる方々です。そして人として、それぞれの方々の感性にビビッドに響き合える方々です。そんな素敵な方々が、たくさんFbにはおられます。
最後に、東北や福島で活動され、厳しい中から現状を正直に伝えてくださる会員のみなさま、そしてそのような方々を直に応援されている会員の皆様へ、心から感謝とエールを送らせて頂きます。

黒島哲夫@ホテルエコノ四日市 10F

PS:Fbノートにも掲載済み

土曜日, 4月 16, 2011

石田英輝先生へのインタビュー・シリーズは必見!

我がエンゼルたち(ひかる11歳と好9歳)へ、今回の東日本大震災と福島限発事故に振り回されるこの時期に、何かをプレゼントしたいと考えた。最初は、ジブリのナウシカ・・・と考えたのだが、「いや、いまこそ、手塚治虫の火の鳥だ!」と直感し、アマゾンで手配した。今、その選択は間違っていなかったと確信している。
 何故確信に至ったかが、今日のテーマ。昨日に引き続きFacebook(以下、FBと略)を継続的に眺めているとそれぞれの人々が、何か今までとは違った感性で今回の事態を捉えているように感じたのだ。朝には、気持ちの良い音楽を引っ張ってきて、少しでも気持ちよく朝を迎えてもらおうと心を砕いており、夜には安らかに眠りにつけるように、ヒーリング効果満点のミュージック・クリップを用意するといった形で、とにかく、皆さん、優しいのだ。今、日本人は本当にやさしい。
 そして、FBから復興支援メディア隊なるグループを知った。その中に、東北大学環境科学部の石田英輝先生へのインタビュー・シリーズが掲載されており、深く感銘した。これは、必見のインタビューだ。そして、火の鳥で良かったのだと確信した訳である。
復興支援メディア隊

ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの埋没を予感させる

インターネットを始めたのが1993年頃。97年には日本海側、特に福井の三国近郊ではナホトカ号の座礁事故があり、あの時はHPに事故関連URL集を創り、当時最新情報のソースとして最も定評のあったNTTのWhat's Newに大きく取り上げられたのを、思い起こしている。ボランティアが駆けつけるまでの2、3日は、次々と立ち上がる災害情報を掲示したHPのURLをせっせせっせと集めて掲載し、その合間に現地へ出掛けてボランティアもした。持ち帰ったデジタル画像が、中央の通信社に引き継がれ、マスコミにも掲載された。毎日寝ずにHPのメンテに明け暮れたが、1ヶ月程すぎると、事態は収まり、HPへの訪問者数も減衰し、2ヶ月後にはURL集は閉鎖した。
 先週からFacebookを始めているのだが、約1週間でお友達が60名近くになり、はたと、先に書き出したナホトカ号座礁事故の時を思い出したのだ。アクセスを依頼する、反対に依頼されるという関係が、あの時のあり方とよく似ているからだ。それぞれのノードからノードへの結節点に近い存在として、自分の画面(ハイライト/最新情報)に描き出される世界。おびただしいトラフィックの1ノードとしての自分という世界は、この先どのように展開するのか、全く解らない。当面やりつづけるのだが、これは重要なメディア・ウォッチングである。
 ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの埋没を予感させる。しかし、あまりにも「ゆるい」セキュリティーで、やはり、IT化社会の荒波を知った経験者しか、安全に乗り切れないのかも知れない。今日も1件、なりすましを見破り、レポートしたばかりだ。

水曜日, 4月 13, 2011

ガツンとやる方が好きだな

MISIA - 明日へ(復興応援メッセージソング)をフェースブックのリンクから観た、聞いた。これだけ質の高い、ハートのこもったビデオ・クリップが居ながらにして体験できるのだから、歌番組や商品としてのCD,DVDって、何なんだろう??すでにデッド・メディアになってしまったのかも、と思ってしまうのだ。ご体験あれ!
MISIA - 明日へ(復興応援メッセージソング)
それと比べてしまって申し訳ないが、サントリーがスポンサーとなっている復興支援CMの「上を向いて歩こう」シリーズ、私は余りよい印象がない。良く考えてみると、We are the Worldを無意識に比較のイメージ対象としていたように思う。We are the Worldには、全員集合して、さぁ、一緒にやるのだという構成になっていて、合唱があったのだが、「上を向いて歩こう:シリーズ」には、それがない。ならば、その間隙を突いて、MISIAが浮上してしまうのだ。是非、見比べて、感じて、欲しい。
私は、一体となって、ガツンとやる方が好きだな。あるいは、イチローや孫さんのようにコメントなしで、ビシっとやるほうが好感持てますね。
PS:私も、YouTubeアカウントを創りました。いずれ、公開しますよ。

火曜日, 4月 12, 2011

ほっと@アジア:NHK BS1

セミナーには中国からの留学生がいる。今年のセミナー全体のテーマは、「東アジアの文化・文明の状況を解明し、何らかのメディア化に挑戦する」という、まぁ〜、なんとも大きなテーマ設定の元に進むのだ。で、マスターのお好みの番組を紹介。午後4時台だったのが、5時台にシフトし、仕事が早く終われば、なるべく観るようにしている。学生諸君も、バイトまでの一時、可能ならば、観てもらいたいと願っている。
ほっと@アジア:NHK BS1

月曜日, 4月 11, 2011

投稿者はアン・ルイスさんだった

Thank You America ともだち作戦 Operation Tomodachi
YoiuTubeへの投稿者:amberlese さんは、おじさん世代しか知らないかもしれないなぁ〜。女性ロック・シンガーのアン・ルイスさんだった。

日曜日, 4月 10, 2011

言葉が紡ぐ魂のリレー

明日で震災から1ヶ月。言葉が紡ぐ魂のリレーとでも言うべき記事。産経ニュース(WEB)が、この1ヶ月を振り返り、人々の言葉を紡いで、感じのよい記事をだしている。私は、すべてオンタイムで観ていたので目新しくはないが、まとめて読み返すと、確かに希望が見えてくる。
産経ニュース(WEB):「日本の救世主に」「死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる」 震災乗り越える言葉の力

土曜日, 4月 09, 2011

ハナ*サケ! ニッポン!


東北地方のお酒・地酒を購入し、被災地の経済を活性化させようという動きが2〜3日前からフェースブックで盛り上がっている。被災地の地酒メーカーの方々が、ユーチューブへ、続々宣伝ビデオを投稿している。極端な自粛ムードの反動とでもいうべきムーブメントが拡がっている。下のポスターは、ダウンロードし、近くのお酒屋さんなどに持ち込んで、東日本ブランドを書き入れてもらい、張り出してもらおうという試みなのだと理解。私も数部プリント・アウトして、いつも行く飲料量販店へ持ち込んだ。検討してくれるそうだ。
ポスターはこちらから.......!

金曜日, 4月 08, 2011

南相馬市長がユーチューブでSOS

福島県南相馬市の桜井勝延市長がYouTubeで世界に向かって支援の呼びかけを行った。アクセス数も27万件近くに達し、各国メディアも注目している。政府や既成メディアの枠を飛び越えてアピールしている。淡々と、朴訥な印象の市長さんの呼びかけが、重く響いてくる。メディアの今を考えさせられるアピールだ。

速報性、共有感覚では、ツィッターやFacebookの時代なんですね

先週からFacebookを始めているが、なかなか面白い。思わぬ人からの繋がりで旧友を発見したり、音信不通気味の友人とのコンタクトが回復したり.....!
そんな中で今盛り上がっているのは、「ハナサケ ニッポン!」。被災地への消費活動という面からも応援になるし、なにより、負けるなニッポン、がんばろう東北! てのが、気に入った。フォロアーも多く、ビシバシ、YouTubeに自主CFを投稿している。こういう動きが、やがて、メディア使用の本流になっていくのだろうという予感がある。
ハナサケ! ニッポン!

1ヶ月後のM7.4 震度 6   2元観測

先ほどの地震、ほんの少し、北陸はこの福井でも、かすかに揺れを感じた。そこで、NHKを観ながら、グーグルの東日本震災のポータルサイトに刻々と流れるツィートを眺めていた。テレビ情報・プラス・現地情報もまばらに入ってきていて、貴重な観察が出来た。
そして、解ったのだが、ツィッター情報には、明らかに限界がある。だが、外にいる人で、ワンセグをテレビを映せない携帯をもっている人には、これだけでも確かにある種の救いには成りそうだ。しかし、それも電波をリレーする地上局が被災してしまえば、効力はたちまちゼロに近づくのだろう。さまざまなリスポンスが玉石混淆としすぎていて、緊迫した状況下では混乱の基になる可能性も大きい。そこをかぎわけ、重要情報だけを選び出す「勘」に基づいた分析能力が必要。相対的に、被災地、現地からの情報は、信頼性が高い。

木曜日, 4月 07, 2011

サントリー ソウルマッコリのCF

サントリーのソウルマッコリのCF.これまでにも、中国語、中国人俳優を起用した飲料水のCFを創ってきたサントリー。今回は、韓流スターを起用。これ、私は売れそうだと思います。
サントリー ソウルマッコリのCM

世論には必ず揺れがある。その狭間に何かがみえてくる。

今日の各社のニュースで二つの記事が目を惹いた。一つは、日経の行きすぎた自粛を改める動きについての記事。もう一つは、米軍の支援に対して日頃の敵対意識が薄らぎ、頼りになる存在として見直す住民が多くなっている沖縄の様子やそのことに意識過敏に反応する沖縄のメディアの対応について解説した産経の記事だ。自粛の件では、上野の花見自粛の立て看板が外された件を報告していた。ところが、後者の記事(沖縄での住民感情の記事)は掲載されて、すぐに削除されている。何故だ?

水曜日, 4月 06, 2011

kizuna311 #15 From YouTube

放射能拡散のシュミレーション

産経ニュース(HP版)を観ていて、オリジナルを観たくなり、ドイツ気象庁のHPへ行った。確かにアニメGIFで拡散をシミュレーションしたアニメが公開されている。ところが、不思議なことに、産経HPの記事「影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図」とは違うのだ。産経の拡散シミュレーション・アニメは日本全土が覆われているのだが、DWDに現在掲載されているものとは、違うように見える。何故か??
是非、各自で確かめてもらいたい。
ドイツ気象庁のHP
産経HPの記事「影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図」

クィックVote by 日経WEB 解散封印で再浮上する「大連立」

国難の災害時にあたり、民主党と自民党による大連立構想が浮上。その是非を問うアンケートを日経WEBで行われた。結果を見ると、約67%の支持を得ている。その結果報告が掲載されており、年齢と性別だけが表示される形で、アンケートに答えた人々のコメントも掲載されていた。思い起こせば、911以降、アメリカの大手メディア(New York Timesだったと思うが)が、同時テロに対する感想や意見を読者にもとめ、スレッドを整理してWEBに記名入りで掲載したことから、ブログがスタートしたことを思い起こせば、日本では記名によるアンケートはいまだ実現出来ないことが歯がゆい。ところが、フェースブックなどでは、これが可能になっているから、面白い。日経も大胆に改革しては、と思ってしまう。

火曜日, 4月 05, 2011

放射能の海洋拡散予測と観測値

読売新聞のWEBサイトで、IAEAがフランスのチームに依頼して予測したデータを公開しています。これでは、関東から東北にかけての漁業は大打撃を受けることは火を見るより明らか。いまだに、「ただちに健康に影響を及ぼす範囲ではない、云々....」とカラ文句をいっている官邸サイドの言い訳が、シラジラしいね。放射能汚染、これ以上ひどくならないでもらいたい。
放射能の海洋拡散予測と観測値

rdtn.org

放射線量についてのオンタイムの情報が見れます。
サイトの説明をコピーで紹介:このサイトは、信憑性のあるデータ測定値をリアルタイムで表示するべく設立しました。現場からの信頼できる新規データがありましたら是非ご報告ください。新規のデータソースについては十分吟味した上でアップいたします。
rdtn.org

情報格差埋める努力を 編集委員 小柳建彦

昨日、デジタル・デバイドについて書いていたが、同じ内容の社説が日経新聞に出ていた。編集委員の小柳建彦さんが、表題の論説を1面で転回している。

月曜日, 4月 04, 2011

kizuna311.com

世界には善意が溢れている。愛が溢れている。しかし、電源が思うように確保できず、ネットの環境もままならぬ被災地へ、これらのメッセージや癒しの感性は届かない。安全なサイドでネットを自由に楽しめる側と、情報過疎に捨て置かれた側では、完全なデジタル・デバイドが出来てしまった。今、生で伝えられる事って、かなり限られているように思えてならない。
 お奨めは、#15 "Dedicated to the people of Japan from LA"

景観は奇妙で不気味

巨大津波に辺り一面が瓦礫と化した宮城県名取市閖上地区に、1本だけ災害に負けじと経ち続ける松の木。地域の人々はその姿に勇気と希望をみだしているという。そのど根性松を中心に描き出したパノラマ映像を産経新聞のWEBサイトが公開している。威厳に満ちた松の木とまわりの荒廃した周囲の景観は奇妙で不気味だ。
【東日本大震災パノラマ Vol.46】名取市閖上地区

金曜日, 4月 01, 2011

mj

facebookを試している。直ぐに、交流のある人々が数人発見され、交流の許可をもらった。中でも、我がセミナーのメンバーには驚いた。プロフィールを観ると、宗教の欄には「mj」となっている。以下の彼女のyoutubeのブログを見て頂ければ、その理由が解るだろう。
mjforevermj

新年度

昨晩、BS1を観ていて4月からBS2が無くなる件についての案内を流していた。その時点までに、この件は承知していた。しかし、一瞬、慌てた。何故なら、明日から(つまり本日)無くなるという認識がなかったからだ。言い換えるならば、日時感覚がこの3週間の間にすっ飛んでしまい、震災・原発に意識の大半が奪われていたからだ。慌てて、体制を立て直したい。
 そこで、備忘録をアップする。ネット・IT関連では、3月末までに、次の事を行った。
1:タイムマシン用1THDを新たに購入、20時間かけてバックアップをやり直す。この1テラバイトのHDは9800円也。
2:NHKオンデマンドに登録。マックからのアクセスも可能になっていたので、登録したが、何故か、我がMacBookProは本編の再生を拒んでおり、いまなおその原因を究明中である。
3:日経新聞WEB版有料登録。この4月1ヶ月間、念入りにチェックする予定。新聞系WEBでは、今のところ他社の追従を許さない内容になっており、(といっても日本の新聞各社と比較しての話だが)他社の速報WEBとは一線を画している。だから申し込んだ。
4:震災・原発事故関連のURL集(自己バージョン)を作成し、FireFoxのブックマーク・フォルダーを作成。
5:FaceBook,ツィッターをついに使い出した。これは、体験上必要と考えていたが、ものぐさでいままでためらっていたが、もう体験するべきと考える。
 以上、メディア・ウォッチャーとしての勤めはこれからも果たしていくつもりだ。

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...