木曜日, 5月 14, 2009

iTunesは面白い

学生たちに、ある写真アーカイブのサイトを訪問させ、数点の写真を各自のテーマで選択させ、それをA4用紙に配置し、さらにそのテーマに沿ったエッセーを書かせる課題をやらせている。このプロセスで、ある一瞬をフリーズさせる芸術としての写真を感じさせ、さらに、そこへメッセージを載せていく訓練を行っているのだが、ひょんなことから、これはCDのアルバムを任意に制作する手法と同じであることに気がついた。
 そこで、独自に一度やってみたのだ。iTunesにたまっている楽曲を集めて、ある女性に渡すことを想定したアルバム創りへの挑戦。そして出来上がったアルバムを、上記のフォトエッセーに挑戦しているセミナー生に聞かせて、その感想と「何を」目的としたアルバムなのかを想像させてみたのだ。
 その結果、以下のような感想が寄せられた。かなり、優等生過ぎて、にやついてしまったが、まぁまぁの出来。彼女たちの世代へも伝わりそうだと感触を得たので、実施することにした。
 ※セミナー生の感想:○○です。音楽ファイル全曲聴かせていただきました。
テーマは新たな旅立ちだと感じました。
今から別れていく友を大切に思い、これから迎える友にも今まで通りに大切にして欲しいとメッセージがはっき(り)と分かると思います。途中で「おしりかじりむし」など和やか系を持ってきているのが、笑い話の思い出が甦ってきそうで良いと思います。一曲一曲分かりやすくてなじみのある歌手ばかりが使われているので、聴いていて共感しやすく、全体を通して聴きやすいなと思いました。

 では、そのアルバムの選曲リスト(プレイ・リスト)を公開しよう。



 さて、皆さんはこの選曲から、どのようなシチュエーションを想像されるだろうか?

火曜日, 5月 05, 2009

はえば立て、立てば歩めの親心~ファーストシューズ~

久しぶりにつれづれなるままに書いてみたいという気分になった。
 今日は子供の日。ある若い女性に素敵なプレゼントをした。彼女は、「幸せなお届け物に嬉しすぎます♪」との挨拶メールを返してきた。この彼女、最近妊娠したことが解り、今流行のできちゃった婚へと相成った訳だが、いろいろ縁あって、伽藍のお手伝いをこの2年半やってくれていた。そこで、そのお礼とお祝いを、子どもの日に引っかけて、赤ちゃん用のファーストシューズとおそろいのぬいぐるみをプレゼントしたのだ。そして、「はえば立て、立てば歩めの親心」という格言を添えたのだ。勘の良い彼女は、一発で理解したようだ。解ってくれたことが、どれだけ私にとって嬉しいことか! 「子どもの日ってそういうことか!」とのワンフレーズに、思わず「ヨシ!」と声を出してしまった。兎に角、嬉しいね!
 2週間後の土曜日には、第1期生のスナック昌弘が結婚式を挙げる。同期生の集まり、私は乾杯の音頭を取ることになった。これも楽しみであり、祝辞を用意するちょっとした気苦労もある。でも、みんな、どうにかこうにか一人前に成っていくのを見守るのは、何て嬉しいことなのだろう。明後日の木曜日には第4期生の未来さんが、メディアリテラシーの講義に凱旋講義をしてくれる。これも楽しみなことだ。卒業して5年目。仕事にも私生活にも充実が見受けられるようになってきた。楽しみ楽しみ。かと思えば、ミニ絵本を自費出版した卒業生もいる。
 そんなこんなの幸せな気分の今宵、平原綾香がカバーした秋桜を聞いてみた。いいねぇー!
 さて、人生のフリースタイルを貫いている伽藍のマスターが次に選んだ曲は、久石譲のMadness。言わずと知れたあの名作のテーマ曲。マックは素敵だ。音楽をかけながら、こんな作業をやれるのだから。これも、嬉しいね! おっと忘れるとこだった。RCサクセションのトランジスタ・ラジオをダウンロードしておかなきゃ!  忌野清司郎は同世代。追悼の忌みもある。そうだ、今度のメディア・リテラシーは、トランジスタ・ラジオから入ろう! これは名案♪ ウヒィ!

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...