日曜日, 5月 29, 2011

雨の日に思うこと:

こんにちは黒島です。台風の影響で、各地雨模様ですね。伽藍のスタジオ玄関前を、ご覧のような感じで、雨の影響で少し肌寒く感じる日曜の昼時となりました。先週、FBである方と議論していて、言葉の使い方や取り上げる話題で、本質が外されることがあるのだという経験をしました。私はもと科学ジャーナリストですから、事実性、特に科学的に真か否かを、誰にでも理解できる形で示せなかったら、それは、無駄な取り組みになってしまう、あるいは、疑念や不必要な情緒を視聴者にあたえてしまう可能性があり、慎むべきだと考えています。
福島ケースにおける放射線被曝量の報道や、それに付随して発生する論議に、非常に心配する局面が多々あり、このFB内での論議も、有る箇所では危険な兆候もあるのではないかと感じています。しかしながら、日本国全体としては、この論議、まだまだ足りないのは事実。多くの国民が、不安を感じながら、世相の行くへを静かに注視しているというのが現状なのではないかと思います。だからといって、不安を煽り立てることが賢いやり方だとは思えません。
そのような事を考えている最中に、NPO法人セイピースプロジェクトのブログに、「放射線被ばくから子どももを守るために」を教えてもらいました。このリーフレットの中の4ページに、がんの発生率との相関で、「しきい値なしの直線モデル」という考え方が説明されています。これが、現在、国際的に、理性的で良心的な考え方だと説明しています。私は、これくら解りやすく説明できて、はじめて役に立つ資料=情報になるのだと思います。ということで、そのリンクを再録しておきたいと思います。是非、リンク先からグーグル・ドキュメントを手に入れて、読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/saypeace/e/ef2483ae73e129febd88b39853bf6111

日曜日, 5月 15, 2011

虹を観るために

連休明けの講義、それも4日連続となると、さすがに疲れてしまった。しかも、昨晩は、気になることがあり、どうしても東北大学の石田研究室の取り組みをFbへ投稿しようとして、結局夜更かししてしまい、今日は、朝から調子が上がらない。しかし、金曜日中に、来週の講義のアウトラインを整理し終えないと、これも気持ちに響くので、いままでかかって何とか終えた。と言うことで、今晩は、このまま、就寝することにする。
震災からの復興の話題を考えるとき、都市社会から発想しては無理が生じるかも知れないという危惧感がある。日本を大事に考える人にとって、震災と原発問題は、現在、心痛の最大要素になっている。そんな中、ある人が南部牛追歌をポストしていた。また、東北大の学生たちが、地域社会の特性を活かした復興プランを提言している。元来、強固なコミュニティーが日本のどこよりも根強い東北の社会に、都市生活者では、感覚的に、発想的に、立ち入れない領域があることを充分に認識した上で、手助けを考えていきたいと強く思うようになっている。かくいう私も、ついつい、都市型生活者の発想に陥っている場合が多いと反省している。
一方、原発報道に関しては、国は国民の混乱を防ぐための「安心の演出」から、炉心溶融、核燃料棒の損傷について、明確な表現をさけてきたが、炉心や燃料棒への損傷があることを、ようやく認め始めている。しかし、メルトダウン、あるいは核爆発といった表現の現象かどうかについての詳しい検証は、出ていない。というより、現状、不可能なのだ。ロボットでの査察しか出来ないのだから。
放射線量のデータ開示についても、地元の研究機関がかなり突っ込んだ開示を始めているようだ。しかし、ここでも問題は、如何に健康被害に結びつくのかという、実生活の現状と照らし合わせての判断材料が、子供でも解る形で、可視化されていないことだ。勢い、ドイツの放射線汚染予測マップにすがっている方々も多い。これには、研究機関、行政機関、さらに国際的なサポートの中で、どうしても可視化する取り組みを必要としてる。子供にも解る絵解きと単純で、解りやすいコンセプトの提示が必要なのだ。
最後に、本職のメディア・ウォッチング課題としてのFbだが、知らぬ間にお友達が400名を超えていた。しかし、この間、スパムにより多くに方々に迷惑を掛けたり、あるいは、得体の知れぬなりすましに因縁を付けられたり、ウォールを勝手にいじられたりする事件にも遭遇した。セキュリティーに関するポリシーが、いままでの範疇とは違うのだろう。また、ニュース・フィードにこれまで自動的に入ってきた投稿先が、どんどん、遠のいているのを感じている。ニュース・フィードを構成するアルゴリズムの問題か、あるいは、何かの規制領域が最初から設定されているのかどうか、全く理解できない。ただ、自分のプロフィールの公開は、今後、徐々に閉めていこうと考えている。あるいは、お友達が1000人以上の方からのリクエストは、基本、考慮するというスタンスを取りたいと考えている。すべては、セキュリティーの問題だ。(5月13日作成)

水曜日, 4月 27, 2011

Fb体験1ヶ月目のメモランダム

Fbを始めて約1ヶ月が経ちました。311以降、表面をなぞらっただけのマスコミ報道にいらだちを感じ、独自に情報源を探す中で、新しいツールとして前々から気になっていてたFbを、ガチ、本気で始めました。自分が感じている事案にたいして、多くの人々がどのように感じ、どのように評価されているかを知りたい思いでした。結果は、見事大当たり。日々、さまざまなニュースが皆様によってレビューされ、あるいは直接意見を聞く機会を接することが出来、私の情報環境は著しく改善されました。有り難いことです。
お友達になって頂いた方々の日々の活動にも、もの凄く興味が沸いています。子育てしながら朝夕の新聞配達をこなし、そして貴重な時間にアクセスされている方、ご高齢の方がお孫さんをあやしながら最新のモバイル・ツールを操作されているその日常、海外にいても孫正義さんの記者会見オンエア情報を伝えてくださる方、過去にDVを受けたり差別をされた辛い過去が有りながら明るく前向きに情報発信されている方などなど、もう、ここは人生の大学のような処かも知れません。内のセミナー生は、全員会員に強制加入させました。つまり、Fbをやらない子には、単位を出しません、マジで。
立場上、最も注目していることは、災害時のメディアの対応ですが、直感的には、ブログにも書いたように、「ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの没落を予感させる」。ネットが通信メディアと放送メディアを融合させてしまった訳ですから、当然の成り行きなのかも知れません。
自身のネット歴をふりかえってみると、@マーク付きのパソコン通信を始めたのが92年頃、福井からIIJのアクセスポイントへアナログ線で繋ぎ、出来たてほやほやのネットスケープを使ったのが95年でした。その後WWWが爆発的に増え、一種のフィーバーが起こり、その中で2001年の911を体験したネットはブログを生み出し、SNS文化を定着させました。そのSNS文化の中から、言わばパラダイム・シフトが起きたのが、Fbなのだと思います。
匿名が許される裏街道的、サブカルチャーぽいネットの世界に、太陽がようやく昇ったということでしょう。もちろん、企業サイドはネットを表街道として最初から使い出していましたが、個人ユーザーにとっては、サブカルチャー的な環境が続いていたように思います。そして、今回の災害です。私のFbへの参加は、こうしてみてくると、必然だったように思います。
今、私がもっとも応援したい方々とは、各自の持ち場で、心底誠実に目の前の課題に挑戦し、前向きに、ポジティブに活きておられる方々です。そして人として、それぞれの方々の感性にビビッドに響き合える方々です。そんな素敵な方々が、たくさんFbにはおられます。
最後に、東北や福島で活動され、厳しい中から現状を正直に伝えてくださる会員のみなさま、そしてそのような方々を直に応援されている会員の皆様へ、心から感謝とエールを送らせて頂きます。

黒島哲夫@ホテルエコノ四日市 10F

PS:Fbノートにも掲載済み

土曜日, 4月 16, 2011

石田英輝先生へのインタビュー・シリーズは必見!

我がエンゼルたち(ひかる11歳と好9歳)へ、今回の東日本大震災と福島限発事故に振り回されるこの時期に、何かをプレゼントしたいと考えた。最初は、ジブリのナウシカ・・・と考えたのだが、「いや、いまこそ、手塚治虫の火の鳥だ!」と直感し、アマゾンで手配した。今、その選択は間違っていなかったと確信している。
 何故確信に至ったかが、今日のテーマ。昨日に引き続きFacebook(以下、FBと略)を継続的に眺めているとそれぞれの人々が、何か今までとは違った感性で今回の事態を捉えているように感じたのだ。朝には、気持ちの良い音楽を引っ張ってきて、少しでも気持ちよく朝を迎えてもらおうと心を砕いており、夜には安らかに眠りにつけるように、ヒーリング効果満点のミュージック・クリップを用意するといった形で、とにかく、皆さん、優しいのだ。今、日本人は本当にやさしい。
 そして、FBから復興支援メディア隊なるグループを知った。その中に、東北大学環境科学部の石田英輝先生へのインタビュー・シリーズが掲載されており、深く感銘した。これは、必見のインタビューだ。そして、火の鳥で良かったのだと確信した訳である。
復興支援メディア隊

ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの埋没を予感させる

インターネットを始めたのが1993年頃。97年には日本海側、特に福井の三国近郊ではナホトカ号の座礁事故があり、あの時はHPに事故関連URL集を創り、当時最新情報のソースとして最も定評のあったNTTのWhat's Newに大きく取り上げられたのを、思い起こしている。ボランティアが駆けつけるまでの2、3日は、次々と立ち上がる災害情報を掲示したHPのURLをせっせせっせと集めて掲載し、その合間に現地へ出掛けてボランティアもした。持ち帰ったデジタル画像が、中央の通信社に引き継がれ、マスコミにも掲載された。毎日寝ずにHPのメンテに明け暮れたが、1ヶ月程すぎると、事態は収まり、HPへの訪問者数も減衰し、2ヶ月後にはURL集は閉鎖した。
 先週からFacebookを始めているのだが、約1週間でお友達が60名近くになり、はたと、先に書き出したナホトカ号座礁事故の時を思い出したのだ。アクセスを依頼する、反対に依頼されるという関係が、あの時のあり方とよく似ているからだ。それぞれのノードからノードへの結節点に近い存在として、自分の画面(ハイライト/最新情報)に描き出される世界。おびただしいトラフィックの1ノードとしての自分という世界は、この先どのように展開するのか、全く解らない。当面やりつづけるのだが、これは重要なメディア・ウォッチングである。
 ソーシャル・メディアの台頭は、マスメディアの埋没を予感させる。しかし、あまりにも「ゆるい」セキュリティーで、やはり、IT化社会の荒波を知った経験者しか、安全に乗り切れないのかも知れない。今日も1件、なりすましを見破り、レポートしたばかりだ。

水曜日, 4月 13, 2011

ガツンとやる方が好きだな

MISIA - 明日へ(復興応援メッセージソング)をフェースブックのリンクから観た、聞いた。これだけ質の高い、ハートのこもったビデオ・クリップが居ながらにして体験できるのだから、歌番組や商品としてのCD,DVDって、何なんだろう??すでにデッド・メディアになってしまったのかも、と思ってしまうのだ。ご体験あれ!
MISIA - 明日へ(復興応援メッセージソング)
それと比べてしまって申し訳ないが、サントリーがスポンサーとなっている復興支援CMの「上を向いて歩こう」シリーズ、私は余りよい印象がない。良く考えてみると、We are the Worldを無意識に比較のイメージ対象としていたように思う。We are the Worldには、全員集合して、さぁ、一緒にやるのだという構成になっていて、合唱があったのだが、「上を向いて歩こう:シリーズ」には、それがない。ならば、その間隙を突いて、MISIAが浮上してしまうのだ。是非、見比べて、感じて、欲しい。
私は、一体となって、ガツンとやる方が好きだな。あるいは、イチローや孫さんのようにコメントなしで、ビシっとやるほうが好感持てますね。
PS:私も、YouTubeアカウントを創りました。いずれ、公開しますよ。

火曜日, 4月 12, 2011

ほっと@アジア:NHK BS1

セミナーには中国からの留学生がいる。今年のセミナー全体のテーマは、「東アジアの文化・文明の状況を解明し、何らかのメディア化に挑戦する」という、まぁ〜、なんとも大きなテーマ設定の元に進むのだ。で、マスターのお好みの番組を紹介。午後4時台だったのが、5時台にシフトし、仕事が早く終われば、なるべく観るようにしている。学生諸君も、バイトまでの一時、可能ならば、観てもらいたいと願っている。
ほっと@アジア:NHK BS1

月曜日, 4月 11, 2011

投稿者はアン・ルイスさんだった

Thank You America ともだち作戦 Operation Tomodachi
YoiuTubeへの投稿者:amberlese さんは、おじさん世代しか知らないかもしれないなぁ〜。女性ロック・シンガーのアン・ルイスさんだった。

日曜日, 4月 10, 2011

言葉が紡ぐ魂のリレー

明日で震災から1ヶ月。言葉が紡ぐ魂のリレーとでも言うべき記事。産経ニュース(WEB)が、この1ヶ月を振り返り、人々の言葉を紡いで、感じのよい記事をだしている。私は、すべてオンタイムで観ていたので目新しくはないが、まとめて読み返すと、確かに希望が見えてくる。
産経ニュース(WEB):「日本の救世主に」「死ぬ気で頑張ってくれてる人がいる」 震災乗り越える言葉の力

土曜日, 4月 09, 2011

ハナ*サケ! ニッポン!


東北地方のお酒・地酒を購入し、被災地の経済を活性化させようという動きが2〜3日前からフェースブックで盛り上がっている。被災地の地酒メーカーの方々が、ユーチューブへ、続々宣伝ビデオを投稿している。極端な自粛ムードの反動とでもいうべきムーブメントが拡がっている。下のポスターは、ダウンロードし、近くのお酒屋さんなどに持ち込んで、東日本ブランドを書き入れてもらい、張り出してもらおうという試みなのだと理解。私も数部プリント・アウトして、いつも行く飲料量販店へ持ち込んだ。検討してくれるそうだ。
ポスターはこちらから.......!

金曜日, 4月 08, 2011

南相馬市長がユーチューブでSOS

福島県南相馬市の桜井勝延市長がYouTubeで世界に向かって支援の呼びかけを行った。アクセス数も27万件近くに達し、各国メディアも注目している。政府や既成メディアの枠を飛び越えてアピールしている。淡々と、朴訥な印象の市長さんの呼びかけが、重く響いてくる。メディアの今を考えさせられるアピールだ。

速報性、共有感覚では、ツィッターやFacebookの時代なんですね

先週からFacebookを始めているが、なかなか面白い。思わぬ人からの繋がりで旧友を発見したり、音信不通気味の友人とのコンタクトが回復したり.....!
そんな中で今盛り上がっているのは、「ハナサケ ニッポン!」。被災地への消費活動という面からも応援になるし、なにより、負けるなニッポン、がんばろう東北! てのが、気に入った。フォロアーも多く、ビシバシ、YouTubeに自主CFを投稿している。こういう動きが、やがて、メディア使用の本流になっていくのだろうという予感がある。
ハナサケ! ニッポン!

1ヶ月後のM7.4 震度 6   2元観測

先ほどの地震、ほんの少し、北陸はこの福井でも、かすかに揺れを感じた。そこで、NHKを観ながら、グーグルの東日本震災のポータルサイトに刻々と流れるツィートを眺めていた。テレビ情報・プラス・現地情報もまばらに入ってきていて、貴重な観察が出来た。
そして、解ったのだが、ツィッター情報には、明らかに限界がある。だが、外にいる人で、ワンセグをテレビを映せない携帯をもっている人には、これだけでも確かにある種の救いには成りそうだ。しかし、それも電波をリレーする地上局が被災してしまえば、効力はたちまちゼロに近づくのだろう。さまざまなリスポンスが玉石混淆としすぎていて、緊迫した状況下では混乱の基になる可能性も大きい。そこをかぎわけ、重要情報だけを選び出す「勘」に基づいた分析能力が必要。相対的に、被災地、現地からの情報は、信頼性が高い。

木曜日, 4月 07, 2011

サントリー ソウルマッコリのCF

サントリーのソウルマッコリのCF.これまでにも、中国語、中国人俳優を起用した飲料水のCFを創ってきたサントリー。今回は、韓流スターを起用。これ、私は売れそうだと思います。
サントリー ソウルマッコリのCM

世論には必ず揺れがある。その狭間に何かがみえてくる。

今日の各社のニュースで二つの記事が目を惹いた。一つは、日経の行きすぎた自粛を改める動きについての記事。もう一つは、米軍の支援に対して日頃の敵対意識が薄らぎ、頼りになる存在として見直す住民が多くなっている沖縄の様子やそのことに意識過敏に反応する沖縄のメディアの対応について解説した産経の記事だ。自粛の件では、上野の花見自粛の立て看板が外された件を報告していた。ところが、後者の記事(沖縄での住民感情の記事)は掲載されて、すぐに削除されている。何故だ?

水曜日, 4月 06, 2011

kizuna311 #15 From YouTube

放射能拡散のシュミレーション

産経ニュース(HP版)を観ていて、オリジナルを観たくなり、ドイツ気象庁のHPへ行った。確かにアニメGIFで拡散をシミュレーションしたアニメが公開されている。ところが、不思議なことに、産経HPの記事「影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図」とは違うのだ。産経の拡散シミュレーション・アニメは日本全土が覆われているのだが、DWDに現在掲載されているものとは、違うように見える。何故か??
是非、各自で確かめてもらいたい。
ドイツ気象庁のHP
産経HPの記事「影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図」

クィックVote by 日経WEB 解散封印で再浮上する「大連立」

国難の災害時にあたり、民主党と自民党による大連立構想が浮上。その是非を問うアンケートを日経WEBで行われた。結果を見ると、約67%の支持を得ている。その結果報告が掲載されており、年齢と性別だけが表示される形で、アンケートに答えた人々のコメントも掲載されていた。思い起こせば、911以降、アメリカの大手メディア(New York Timesだったと思うが)が、同時テロに対する感想や意見を読者にもとめ、スレッドを整理してWEBに記名入りで掲載したことから、ブログがスタートしたことを思い起こせば、日本では記名によるアンケートはいまだ実現出来ないことが歯がゆい。ところが、フェースブックなどでは、これが可能になっているから、面白い。日経も大胆に改革しては、と思ってしまう。

火曜日, 4月 05, 2011

放射能の海洋拡散予測と観測値

読売新聞のWEBサイトで、IAEAがフランスのチームに依頼して予測したデータを公開しています。これでは、関東から東北にかけての漁業は大打撃を受けることは火を見るより明らか。いまだに、「ただちに健康に影響を及ぼす範囲ではない、云々....」とカラ文句をいっている官邸サイドの言い訳が、シラジラしいね。放射能汚染、これ以上ひどくならないでもらいたい。
放射能の海洋拡散予測と観測値

rdtn.org

放射線量についてのオンタイムの情報が見れます。
サイトの説明をコピーで紹介:このサイトは、信憑性のあるデータ測定値をリアルタイムで表示するべく設立しました。現場からの信頼できる新規データがありましたら是非ご報告ください。新規のデータソースについては十分吟味した上でアップいたします。
rdtn.org

情報格差埋める努力を 編集委員 小柳建彦

昨日、デジタル・デバイドについて書いていたが、同じ内容の社説が日経新聞に出ていた。編集委員の小柳建彦さんが、表題の論説を1面で転回している。

月曜日, 4月 04, 2011

kizuna311.com

世界には善意が溢れている。愛が溢れている。しかし、電源が思うように確保できず、ネットの環境もままならぬ被災地へ、これらのメッセージや癒しの感性は届かない。安全なサイドでネットを自由に楽しめる側と、情報過疎に捨て置かれた側では、完全なデジタル・デバイドが出来てしまった。今、生で伝えられる事って、かなり限られているように思えてならない。
 お奨めは、#15 "Dedicated to the people of Japan from LA"

景観は奇妙で不気味

巨大津波に辺り一面が瓦礫と化した宮城県名取市閖上地区に、1本だけ災害に負けじと経ち続ける松の木。地域の人々はその姿に勇気と希望をみだしているという。そのど根性松を中心に描き出したパノラマ映像を産経新聞のWEBサイトが公開している。威厳に満ちた松の木とまわりの荒廃した周囲の景観は奇妙で不気味だ。
【東日本大震災パノラマ Vol.46】名取市閖上地区

金曜日, 4月 01, 2011

mj

facebookを試している。直ぐに、交流のある人々が数人発見され、交流の許可をもらった。中でも、我がセミナーのメンバーには驚いた。プロフィールを観ると、宗教の欄には「mj」となっている。以下の彼女のyoutubeのブログを見て頂ければ、その理由が解るだろう。
mjforevermj

新年度

昨晩、BS1を観ていて4月からBS2が無くなる件についての案内を流していた。その時点までに、この件は承知していた。しかし、一瞬、慌てた。何故なら、明日から(つまり本日)無くなるという認識がなかったからだ。言い換えるならば、日時感覚がこの3週間の間にすっ飛んでしまい、震災・原発に意識の大半が奪われていたからだ。慌てて、体制を立て直したい。
 そこで、備忘録をアップする。ネット・IT関連では、3月末までに、次の事を行った。
1:タイムマシン用1THDを新たに購入、20時間かけてバックアップをやり直す。この1テラバイトのHDは9800円也。
2:NHKオンデマンドに登録。マックからのアクセスも可能になっていたので、登録したが、何故か、我がMacBookProは本編の再生を拒んでおり、いまなおその原因を究明中である。
3:日経新聞WEB版有料登録。この4月1ヶ月間、念入りにチェックする予定。新聞系WEBでは、今のところ他社の追従を許さない内容になっており、(といっても日本の新聞各社と比較しての話だが)他社の速報WEBとは一線を画している。だから申し込んだ。
4:震災・原発事故関連のURL集(自己バージョン)を作成し、FireFoxのブックマーク・フォルダーを作成。
5:FaceBook,ツィッターをついに使い出した。これは、体験上必要と考えていたが、ものぐさでいままでためらっていたが、もう体験するべきと考える。
 以上、メディア・ウォッチャーとしての勤めはこれからも果たしていくつもりだ。

火曜日, 3月 29, 2011

災害報道3週目

テレビも通常編成に戻り、災害報道は落ち着きを見せている。しかし、NHKはひきつづき番組の編成を災害報道を主軸に置き、多くの時間をついやして報道を続けている。何でも、軒並み20数パーセントを超える高い視聴率を保っているらしい。国策的なメディアとして長年にわたり役割を果たしてきたノウハウが活かされているように思う。
 一方、民放各社は通常番組に特別番組を差し込む形で放送しているが、相変わらずCM乃自粛が続いており、ACが流れ続けている。そのACも、初期バージョンは影をひそめ、新バージョンが続々登場している。約2週間で、30秒クリップのヘビーローテーションは飽きられたと言うことか。
 ユーチューブのアーカイブには、報道各社および一般市民がとらえた災害発生時のクリップがどんどん投稿されており、その量と質は、放送された内容をはるかにしのぐ。まさに圧倒される映像がつづき、息をするのも苦しくなるほどのインパクトを持っている。中にはつなみで家屋や車が濁流に流されるその脇で撮影されたものもあり、人々の阿鼻叫喚、モノが潰されクラッシュする金属音の連続に、背筋が凍り付いた。
 さて、福島原発の方といえば、出口の見えない袋小路にはまり込んでしまったようで、いまさらながらに原子力への幻想に惑わされ続けてきた現代の人類の「欲」が恨めしくなってくる。大江健三郞氏は、「原爆を体験し、原子力の醜さ、怖さを知っている日本人は、原子力に手を出すべきじゃなかったのだ」という趣旨の発言をされたようだ。私も全く同感。

土曜日, 3月 19, 2011

震災から1週間が過ぎた

テレビ番組の構成も、この土曜日からはほぼ平時の体勢に戻っている。IEAEによる独自の放射能測定値(主に東京都内)も発表され、オーバー・リアクション気味の諸外国の論調も冷静さを取り戻しそうな形勢になってきた。
 ネットでは、先週の日曜日頃からジャンクメールのたぐいが、極端に減少している。電力資源を考えての送信自粛が見事に功を奏している。これは、ネットを使っている人々全員が感じていることであろう。
 ワシントンポストのフォトストーリーでは、死体安置所の写真が掲載(13,14日頃と思われる)されていた。その写真では、死体は毛布やあり合わせのシートなどをくるまれていた。今日のテレビ報道をみると、家族との対面のため、死体安置所を訪れた人々を映し出していたが、そこには、木箱が整然と並んでいた。この状態になって始めて映像化する日本のメディアのモラルが伺われる。
 セリーグのナイター開催、リーグの開始について混乱しているが、東京都知事が取材に応じて、「ナベツネに聞いたら?!!」と答えていた。寡黙に、コメントせずに1億の義援金を出す野球人がいる一方で、読売の将帥のように、この非常時にわがままをいう人がいる訳だから、もう巨人軍は応援してもらえなくて、当然だ。

金曜日, 3月 18, 2011

ACのCM

仁科親子が出ている子宮頸がんの検診キャンペーン。街の人に聞くと、セレブっぽさが、今にそぐわないという声がある。私もかなり同感だ。
ツィッターでは、「STOP買占め」ポスターが話題になっている。
STOP買占め
イチローは1億の義援金をだすという。この人は、なにをやっても、格好いいね!

木曜日, 3月 17, 2011

アメリカ国内で高まる危機感

ワシントンポストの速報を読んでいると、アメリカ国内でも東京圏からの米国関係者の国外への待避を勧告すべきと言う論調が急速に高まっていることが解る。さて、救援に入った米国軍、東京のルース大使以下の選択はどうなるのだろうか?
記事は、次のリンクから:
State Dept., Pentagon offer to evacuate family members from Tokyo

Pray for Japan From YouTube

情報収集能力 推理すると・・・

アメリカは軍事作戦行動を衛星からモニターできる監視システムをもっている。福島原発事故関連でも、無人偵察機からの情報を日本へ提供しているとの情報もある。遠隔地からの観測技術と分析能力では世界一の情報収集能力があるはずだ。当然今回のアメリカ軍の空母を含む支援の影には、このような情報収集技術がアメリカの行動をサポートしているに違いない。そう考えると、昨晩出されたアメリカ国民への勧告、80キロ範囲内からの待避勧告は、恐ろしい現実味を持つ。放射能大量飛散がもうすぐこの範囲で予想されるという判断をアメリカ政府は持ったことになる。
 ヘリによる海水散布を基準被曝量を盾に撤退した昨日の日本の対応は、各国に悲観論を生んでいる。ガンで放射線治療をうける患者さんの被曝量と比較して、死に至る被曝量ではない範囲で撤退した訳だから、死を賭して闘っていないと思われても当然だ。自殺行為は求めないが、本気で闘う気力、知性を、国家が削いでいるように思われて、その点が残念でしょうがない。

水曜日, 3月 16, 2011

生活物資

※ コメントするな! だと? なんという・・・・・・!!
nikkansports.com 退避区域で6000倍の線量 福島で調査
 福島第1原発から放出されたとみられる放射性物質は、15日から16日にかけても各地で観測された。
 文部科学省は16日、屋内退避区域となっている東京電力福島第1原発から約21キロにある福島県浪江町周辺で、通常の約6600倍に相当する最大で毎時330マイクロシーベルトの放射線量を検出したと発表した。
 調査は15日午後8時40分〜50分、同原発中心部から北西20キロ周辺で実施。モニタリングカーで3カ所を2種類の観測器で調べたところ、車外で毎時330〜240マイクロシーベルト、車内で毎時300〜195マイクロシーベルトを確認した。
 文科省の森口泰孝文科審議官は「一般的には距離が離れれば放射線量は減るが、風の流れなどの影響で必ずしも距離と線量の関係は一致しない」と説明した。健康への影響は「コメントしないようにと首相官邸から指示を受けている」とした。
 山形市の放射線量が16日午前3時に過去15年間で最高の0・114マイクロシーベルトとなったことが、山形県の調査で分かった。県によると、昨年同時期の平均値の約3倍。午前10時までに0・073マイクロシーベルトに下がったという。
 長野県も16日、長野市で15日夜、昨年度の平均値の約2・8倍となる1時間あたり0・1070マイクロシーベルトを検出したと発表した。16日午前は同0・09台で推移している。(共同)
[2011年3月16日13時0分]
※ 妹が町田にいるため、町田地区では入手が難しい生活物資を送る準備をしている。米、紙用品、蝋燭、小型ラジオ、単一電池などだが、福井の家電、スーパー、コンビニからは、単一電池はすっかり姿を消していた。

メディアを考える。災害報道の現状を視聴者の立場から考える。

先週の金曜日から、テレビ、インターネットにへばりついてメディア・ウォッチングを続けている。災害時におけるメディア対応の事例研究として、逃せない状況だ。沢山、観察すべきポイントはあるが、ここでは、メディア・ウォッチャーとしての行動の一部をメモしておきたい。
 まず、一昨日MLへ流した内容から。
メディアコミュニケーション学科の諸君へ:
おはようございます。黒島です。明日は卒業式です。
さて、先週末の地震・津波被害、救助の情報をテレビに釘付け、手元にパソコン=インターネットで、継続観察しています。メディアの対応についての事例研究と言ってしまえばそれまでですが、今日の番組構成から、放送内容が大きく変わってきました。これは、95年の阪神淡路大震災の報道、あるいは、911同時多発テロのときとは違う体制をとっていることが解ります。また、福島原発関連の情報開示については、政府の統制、それもかなり厳しく押さえられた情報統制(あるいは情報未統制)が働いていることは、皆さんも感じられることでしょう。各国から駆けつけた緊急救助隊の活動内容が放送されるのか、米国軍、とくに空母を使用した救援活動が放送されるのか、など、チェックすべき観点が沢山あります。また、多くの死体が散乱しているという伝見情報は放送されても、死体散乱を映し出す映像は、いまのところ出ていません。などなど。君たちも、放送の構成や内容の傾向をよく観察して、今、この国の情報操作は、何処へ向かおうとしているのか、考えてみてください。メディア・リテラシーの訓練として、逃せない課題だと言えます。そして、自分は今置かれた境遇から、「何が出来るのか?」を考えてください。よろしくお願いします。
※ ワシントンポストWEB版には、災害地に設けられた死体安置所に並べられた死体の隊列を撮影した写真が掲載されていた。
※ ニューヨークタイムスWEB版には福島原発の事故過程が詳細なフラッシュ・アニメで解説されていた。日本のどの報道記事よりも解りやすく、客観性に溢れていた。
※ 今朝、行きつけの喫茶店で興味深い話を聞いた。昨日、今朝と、福井市市場でマグロが安値で、暴落しているというのだ。大量にマグロが出回っているらしい。その出荷地を推察すると、東北から近畿にかけてのマグロを養殖している一帯からの入荷らしい。津波で養殖マグロのケージが沖に流され、そのケージごと回収し、マグロを捕らえて出荷してきたようだ。完全に、違法な入荷のようだが、セリは行われ、結果的に大暴落値でさばかれたようだ。変な話だ。

火曜日, 3月 01, 2011

ウォーカーズ 迷子の大人たち

昨日、今日と、2日に渡り、BShiで再放送されたNHKドラマ「ウォーカーズ 迷子の大人たち」を観た。韓国ドラマに嵌っており、飽きが来るまで、いや、何かを極めるまで見続けてやろうと決意している最近の私だが、時には日本の秀逸なドラマを見ると、色々深く考えさせられる。というか、日本の表現文化の「核」のようなものに迫れるような錯覚をもってしまう。
 表現の形式も、ドラマ構成に対する方法論も全く日本のテレビドラマとは違う韓国ドラマが、一つの大きな多少となるべき山となって、対岸の山、すなわち日本のドラマを正確に、客観的に考えさせてくれるのだ。
 このドラマのDVDは手元に置きたい思う。そして、私もお遍路を体験したいと、切実に思うようになった。やってみるか? 

火曜日, 1月 25, 2011

1月21日

この日は今後忘れないだろう。まず、応援バーナーまでつけて応援していた間寛平さんが、2年がかりで走り続けたアース・マラソンが、ついにゴールした日であった。また、この日は、四日市大学環境情報学部メディアコミュニケーション学科の卒業制作発表会が、例年になく、良く準備されて実施された。先週来、大学に詰めて、毎日だめ出しを続けて、ついに発表会とトータルにプロデュースした記念すべき日となった。そして、最後は、サッカー・アジアカップの準々決勝で、日本がカタールを3:2で逆転勝ちした。疲れた身体に、勝利の歓喜がしみ込み、快い眠りにつけた。

木曜日, 1月 13, 2011

韓国ドラマ覚え書き

この年末年始に試聴した韓国ドラマをメモしておきたい。
シンデレラのお姉さん
クリスマスに雪は降るの
味噌汁君と納豆ちゃんの結婚戦争
華麗なる遺産
恋人
「クリスマスに雪は降るの」。このタイトルは全く意味を成さない代物で、キャッチとして、こじつけ、あるいは、無理矢理創った感じ。
「恋人」には、「イ・サン」のイ・ソジンが主役として、影のあるヤクザ役を演じていたが、なかなか良い感じだった。
今日は、フジテレビの<木曜劇場>「外交官 黒田康作」を見る予定。そろそろ日本のドラマも国際市場で売ることを前提とした制作をやってもらいたいもだが、果たしてどこまで韓国ドラマのスケールに迫れるか。楽しみなドラマである。

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...