土曜日, 3月 19, 2011

震災から1週間が過ぎた

テレビ番組の構成も、この土曜日からはほぼ平時の体勢に戻っている。IEAEによる独自の放射能測定値(主に東京都内)も発表され、オーバー・リアクション気味の諸外国の論調も冷静さを取り戻しそうな形勢になってきた。
 ネットでは、先週の日曜日頃からジャンクメールのたぐいが、極端に減少している。電力資源を考えての送信自粛が見事に功を奏している。これは、ネットを使っている人々全員が感じていることであろう。
 ワシントンポストのフォトストーリーでは、死体安置所の写真が掲載(13,14日頃と思われる)されていた。その写真では、死体は毛布やあり合わせのシートなどをくるまれていた。今日のテレビ報道をみると、家族との対面のため、死体安置所を訪れた人々を映し出していたが、そこには、木箱が整然と並んでいた。この状態になって始めて映像化する日本のメディアのモラルが伺われる。
 セリーグのナイター開催、リーグの開始について混乱しているが、東京都知事が取材に応じて、「ナベツネに聞いたら?!!」と答えていた。寡黙に、コメントせずに1億の義援金を出す野球人がいる一方で、読売の将帥のように、この非常時にわがままをいう人がいる訳だから、もう巨人軍は応援してもらえなくて、当然だ。

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