日曜日, 5月 11, 2008

NHK・参ぃる、なのだ! 日刊スポーツVSスポニチの楽しみ方:その1

競馬のG1がこうも毎週続くと、予想する楽しみが苦しみなり、やがて飽きが来るはずだと信じている。またしても、14番ダノンゴーゴーのヒモ抜けで3連単は逃した。しかし、今回も5番ブラックシェルが9番ディープスカイに絡むと直感したまではよかったのだが…… ショボォ (v_v)
 あまり競馬のことをこのブログに書くと、グーグルのアフリエイト・プログラムで自動配信されるバーナーに、不労所得の儲け方などが出てしまうので、今回限りにしようとは思うが、スポーツ紙の新しい楽しみ方を発見。この件について報告しておこう。
 今回のG1では、日刊スポーツは、複娘として読者、そして社内でも可愛がられていそうな若い女性記者(平本記者)が、レース当日までの144時間(つまり6日間)をトレセンに密着して各出走馬を取材し続け、そのレポートを毎日報告するという企画を掲載していた。一方、スポニチは、これまたうら若き女性で、地方競馬から中央競馬まで、競馬のあるところには何処へでも出掛けるという旅打師ターフ・ライター、オークス井上さん(タレントさんらしい)を起用し、各メイン・レースの予想を彼女の独特の文章で紹介する記事を掲載している。それぞれ、当たったり外れたりなのだが、女性らしい感性からの観察や女性独特の直感力がなかなか鋭い視点を切り開いており、かねがね注目したいた。また、二人に共通する文章にも着目している。所謂今どきの若い人の語り口で、どちらかというと携帯メール文章に近い点も興味を引く。
 今回の両者の愁眉は、複娘さんの方は3着に入線した14番ダノンゴーゴーを推奨したことであり、一方、オークス井上さんは4着に入った7番ドリームシグナルを推奨したことだ。2頭とも、14番人気、13番人気で、見落としがちな存在をすくい上げていた点だ。
 このように、肝心の競馬予想以外のところにも読者を惹きつけるエンターテイメント紙というのは、なかなか興味深い。競馬新聞を良く読む人は、各記者の予想と的中率を丹念に追いかけているという。その内、競馬予想そっちのけで、どの記者の予想に賭けるかを考え出してしまうそうだ。こうなると、どの記者が当たるか外れるかの、その予想をする専門家も出てくるかもしれない。予想家の当たり外れを予想する予想家が登場するに違いない。事実、ネットの上では、競馬予想をするコンペ・サイトが大盛況だという。常連の中から、プロの予想家になった人もいるらしい。また、そのような道を提供するような企画でコンペが開かれている。このような処にも、ネットが増幅する新しい狭間産業が開拓されようとしている。
 このように書いている内にも、ベルモントSを目指して米遠征中のカジノドライヴ(美浦・藤沢和厩舎)が、前哨戦のG2ピーターパンSを5馬身以上の差で圧勝したとの速報が入ってきたりして、またもやネットで詳細を調べようとしてしまうのだから、しょうがないものだ……。 (v_v)

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