昨日の東京メイン・レース青葉賞では、アドマイヤコナンドを1着に指定して3連単を2倍がけでゲット。この勢いを天皇賞春(通称・春天)に乗せようとして、惨敗した。私の最終馬券は、14→13→8だった。巷では昨年の天皇賞春・秋を制したメイショウサムソンの不調がしきりにニュースになり、予想するスポーツ紙各社もメイショウサムソンは馬券の圏外として、あるいは、掛け捨て対象になるから手を出さないようにとのあからさまなコメントが氾濫していた。そこで、テレビ中継のパドックの様子、馬場へ出てからの返し馬を観て、直前に3連単だけを千円ほど賭けてやろうと決めていた。そして、メイショウサムソン復活が閃いたのだ。そこで、発馬直前に14→13→8を突っ込んだ。(インターネット投票だとこういう離れ業が2分前まで可能)
結果は、14→8→13だった。配当は1万円ちょいだが、当たるのと当たらないのでは、こうも気分が違うものかとあきれている。この一文を書きながら、どうしてG1だけはこうもかすりっぱなしなのか、不思議になってくる。昨年末の有馬記念から連続してかすりが続いているのだから、笑えてきてしまう。1着については、自信があった。13番のアサクサキングスも馬券圏内だと睨んでいた。残りは、2着か3着にくる候補選びに迷っていたわけだ。候補を上げては消し、変えては消しの作業を繰り返していたが、定まらない。その結果、レース直前にメイショウサムソン復活が閃いた。しかし、2着ではなく、3着にしたところが、間違いのもと。あぁー! 悔しいね!
そこで、閃きのプロセスだけでも記録しておこう。パドック解説を見ながら、武豊騎手が1週間ほど前にマスコミにコメントしたある逸話を思い出したのだ。そのニュースも伝え聞きを書いていたので、真偽の程は明らかではないが、武豊がおとなしいメイショウサムソンの様子について「テンノウしょう! って叫べば、起きてくるかな?」と言って、取材陣を煙に巻いたという話だ。なかなか味のあるコメントだと感じていた。そうか! 武豊はある程度手応えを掴んでいるのだな、とその瞬間閃いた訳だ。そして、「復活有り、馬券圏内に来る」と判断した次第。しかし、有馬記念の敗退、続く大阪杯の惨敗に引きずられて、3着が精一杯のところだろうと思った点が、甘かった。
大学ではメディア・リテラシーを学生たちに啓蒙している。情報化社会となり、情報横溢時代にあって何が真実で、何が疑わしいか、検証的な姿勢でメディアを点検出来る姿勢持ちなさい。その為には複数のニュース・ソースにあたり、自分で比較し、自己検証出来る力を養いなさいと教えている。その意味では、競馬は、TM(競馬専門の取材記者たち)たちの伝える状況報告が全ての手がかりとなる。傾向の違う各種記事を精査して、真実の姿を思い描かなくてはならない。ある意味、信じられないくらい不確かな状況になっていることを思い知るわけだ。
さらにネット社会化した中では、競馬の予想会社が独自取材したニュースまでもが、メルマガやサイトを通して流れてきて、それらの中から珠玉の情報を選出し、自分の馬券戦略に生かすことになる。情報が溢れすぎているからこそ、人々の判断がやりづらくなっていることも歪めない。
競馬ブックの編集長村上和巳さんは、「素晴らしい競馬文化のあるところには、素晴らしい競馬マスコミも存在しなくてはならない」とあるところに書いていた。本当にそうだと思うのだが、加熱したネット社会が、報道の真の姿を歪めているように思えてならない。スポーツ新聞の予想記事はエンターテイメントとして割り切ろう。しかし、後でオッズで計る人々の意識を観てみると、人気の3番→2番→1番の順で入線していたのだから、多くの競馬ファンは、スポーツ紙以上に的確に考えている訳だ…! この事実は謙虚に受けとめなくてはならない。この歳になっても、メディアの読み書き能力を磨く修行は延々と続くと言うことか。さて、回転寿司で、軽く、安く済ませることにしよう。
結果は、14→8→13だった。配当は1万円ちょいだが、当たるのと当たらないのでは、こうも気分が違うものかとあきれている。この一文を書きながら、どうしてG1だけはこうもかすりっぱなしなのか、不思議になってくる。昨年末の有馬記念から連続してかすりが続いているのだから、笑えてきてしまう。1着については、自信があった。13番のアサクサキングスも馬券圏内だと睨んでいた。残りは、2着か3着にくる候補選びに迷っていたわけだ。候補を上げては消し、変えては消しの作業を繰り返していたが、定まらない。その結果、レース直前にメイショウサムソン復活が閃いた。しかし、2着ではなく、3着にしたところが、間違いのもと。あぁー! 悔しいね!
そこで、閃きのプロセスだけでも記録しておこう。パドック解説を見ながら、武豊騎手が1週間ほど前にマスコミにコメントしたある逸話を思い出したのだ。そのニュースも伝え聞きを書いていたので、真偽の程は明らかではないが、武豊がおとなしいメイショウサムソンの様子について「テンノウしょう! って叫べば、起きてくるかな?」と言って、取材陣を煙に巻いたという話だ。なかなか味のあるコメントだと感じていた。そうか! 武豊はある程度手応えを掴んでいるのだな、とその瞬間閃いた訳だ。そして、「復活有り、馬券圏内に来る」と判断した次第。しかし、有馬記念の敗退、続く大阪杯の惨敗に引きずられて、3着が精一杯のところだろうと思った点が、甘かった。
大学ではメディア・リテラシーを学生たちに啓蒙している。情報化社会となり、情報横溢時代にあって何が真実で、何が疑わしいか、検証的な姿勢でメディアを点検出来る姿勢持ちなさい。その為には複数のニュース・ソースにあたり、自分で比較し、自己検証出来る力を養いなさいと教えている。その意味では、競馬は、TM(競馬専門の取材記者たち)たちの伝える状況報告が全ての手がかりとなる。傾向の違う各種記事を精査して、真実の姿を思い描かなくてはならない。ある意味、信じられないくらい不確かな状況になっていることを思い知るわけだ。
さらにネット社会化した中では、競馬の予想会社が独自取材したニュースまでもが、メルマガやサイトを通して流れてきて、それらの中から珠玉の情報を選出し、自分の馬券戦略に生かすことになる。情報が溢れすぎているからこそ、人々の判断がやりづらくなっていることも歪めない。
競馬ブックの編集長村上和巳さんは、「素晴らしい競馬文化のあるところには、素晴らしい競馬マスコミも存在しなくてはならない」とあるところに書いていた。本当にそうだと思うのだが、加熱したネット社会が、報道の真の姿を歪めているように思えてならない。スポーツ新聞の予想記事はエンターテイメントとして割り切ろう。しかし、後でオッズで計る人々の意識を観てみると、人気の3番→2番→1番の順で入線していたのだから、多くの競馬ファンは、スポーツ紙以上に的確に考えている訳だ…! この事実は謙虚に受けとめなくてはならない。この歳になっても、メディアの読み書き能力を磨く修行は延々と続くと言うことか。さて、回転寿司で、軽く、安く済ませることにしよう。
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