月曜日, 3月 31, 2008

新年度 今日の記録として

明日から、新しい年度となり、入学式や新学期に係わるさまざまな行事が始まる。その前に、身の回りの整理として、現状を記録しておく。
 まず、2年前の3月に買い換えたニュービートルだが、今日で走行距離7,830キロ。年間3,900キロだから、車で大学のある四日市まで通っていたときの約6分の1しか走行していない。地域にあっては車が必需品とはいえ、この落差に驚きだ。しかも、最近は石油高騰の折とあって、極力遠出をさけているため、ますます乗らなくなっている。その分、伽藍のオフィスで過ごす時間が増えている。
 次に、この原稿を作成し、ブログに掲載するため使用しているマックだが、パワーブック13インチディスプレーの超小型G4CPU機についてだが、この春で丁度3年目となる。ボローニャ国際絵本展へ視察に出掛けた時には、始めて海外からのビデオ電話を試みた思い出のパソコンである。今もギンギンに現役として、私の片腕となっている。CPUはすでにクラッシックだが、その働きたるや凄い物がある。パソコンを使い出して約20数年経っているが、これほど仕事に直結し、なおかつ楽しみやコミュニケーションの道具として活躍したパソコンは他になかった。気がつけば、まさに分身的な働きをしている。新しいOSの実験や新しいアプリの使用実験のために新機種を求めるべき時節になっているが、当分、この愛機を手放すことはないだろうと思う。凄いと思うことは、故障知らずであること、トラブルらしき不審な作動が全くないこと、ウイルスに冒されたことがないこと、海外や旅行に持ち運んでも壊れないことなど、上げたらきりがないくらいメリットは大きかった。授業のパワーポイント発信器としても欠かせない。私に随行した海外旅行は計4回だったが、どの国でもネットに一発で繋がり、日本時間で仕事が出来た。感謝せねばならないだろう。

火曜日, 3月 25, 2008

春告げ鳥 今年初のうぐいすを聞く

2日前の日曜日の朝、今年一番の鶯の声が聞こえてきた。「ホォ、ホケキョ」ではなく、「ギョー、ギョゲギョ」と聞こえたのは、若い鶯で、まだ発声練習が充分じゃない性なのか、あるいは、春先になり本調子を取り戻していないのかもしれない。そこで、調べてみると、雄の求愛行動としてさえずるようだ。つがいとなり繁殖に向かうのは、初夏から夏にかけてのようだ。でも、今朝もさえずりが聞こえてきたのだが、やはり、私の耳には「ギョー、ギョゲギョ」と聞こえた。
 次に楽しみなのは、郭公の声。これも子供の頃からなじみのあるさえずりだ。我が母は、郭公のさえずりだした日を毎年記憶していて、「あら、今年は1週間ほど早かった」だとか、「もうそろそろ郭公の声が聞こえても良いのに、もうこの当たりには渡ってこないのか」などと、心配していたものだ。
 豊島政実教授設計の大学スタジオの横には雑木林があり、ここでも鶯が夏まで盛んに鳴いている。今年も新学期に環境音としての彩りを添えてくれるはずだ。こういった風情が楽しく感じる歳になっている自分が、少々不思議でもあるが、母のように死ぬまで郭公のさえずり始める日々を心待ちに出来る精神の余裕を持ちたいと思うようになった。
 そう考えると、春のお花が鶯を招いたのかも知れない。先週の土曜日、掃除や伝票整理に来てくれるバイトさんと一緒に、鉢植えのパンジーやすみれなどを植えてみたのだ。このところ、朝が楽しみになってきた。朝日に、白、黄色、オレンジの色が映えて、それはそれは清々しい気持ちになれる。

木曜日, 3月 20, 2008

発見エコライフ クリーニング屋さんの場合  読書記録「サムライ、バリに殉ず」

先週クリーニングに出した羽布団の預かり票に面白い表記があった。そっくり引用してみたい。

 [レジ袋削減]&[ハンガー回収]に取り組んでいます。限りある資源を大切に/

 なるほど、盲点であった。いままでクリーニング屋さんからついてくるプラスチック製のハンガーの処分に悩んでいたのだ。プロの主婦業ではない私には、クリーニング店へ出掛ける機会が無く、このような表記を目にする機会がなかった。これで悩みが一つ解決したように思う。クローゼットの中にたまったハンガーを処分したいと思いつつ、十数年が経っている。一度、プラスチック製品の回収日に捨てた記憶があるが、回収、再利用してもらえるのであれば、クリーニング店へ持っていこうではないか。
 その帰りに、スーパーに寄った。今日は、ネギとすき焼き用の牛肉、焼き豆腐を手に入れ、ねぎまにして、3センチほどの長さに切りそろえて、鍋に縦置きし、焼き豆腐とエノキを入れて、酒、醤油、砂糖適量で煮付けた。すき焼き風ねぎま鍋といった一品である。さて、スーパーにはこのところ、マイバックを持ち込み、レジ袋を持ち帰らないようにしている。すると、今日はレジ袋削減に協力ありがとうポイント・カードを発行して貰った。点数がたまると、500円程度の値引きをしてくれるらしい。ありがたい! 活用しようじゃないか。
 ネットでは、スーパー懸賞サイト「GetMoney」から届くメルマガに丹念に応答すること10ヶ月。メルマガに記載されている商品のプロモーション・サイトへ飛ぶだけで、5~10ポイント貰えるのだが、そのたまったポイントをキャッシュで還元してくれるサービスがあることを、つい最近知り、現金化してもらった。622円が私の使っているネット銀行に振り込まれたという知らせが、即座に届いた。まさに、ちりも積もれば何とやら。こういうサービスを継続することで、これまたスリム化が進む。経費を節約していける。
 アマゾンで昨日注文した書籍が、今日の昼頃届いた。これは、アマゾンプライム会員になると、3000円ほどの年会費がかかるが、輸送料が加算されなくなりかつ翌日配達を可能にしてくれるサービスで、福井を空けることの多い私にはピッタリのサービス。時間のスリム化に繋がるのだ。
 で、速読大会で読み切った書籍は、坂野得隆著「サムライ、バリに殉ず インドネシア独立戦争の英雄になった旧日本兵の記録」である。読書時間約4時間20分だった。ニュートン時代の約2倍の時間がかかっている。これもスリム化したいのだが、眼精疲労の治療を受けるべきか。それとも、「歳」だと、諦めるべきなのだろうか。

水曜日, 3月 19, 2008

地産地消 スーパーでの買い物から考えたこと

今日はスーパーの駐車場が混雑する夕方をさけて、昼頃、夕食用の食材を買いに出掛けた。店内が空いていたせいか、のんびりと品揃えを確かめ、産地を確かめ、賞味期限を確かめ、砂出しアサリ・ワン・パック、ニンジン1本、タマネギ1個、ベビー・アスパラを1袋買い求めた。今晩は、パスタを考えている。
 ゆっくり品揃えや新鮮さを確かめていて、はたと気がついたことがある。海鮮類はことごとく福井県以外の他県からの流入品だ。アサリは三重から、ベビー・アスパラも信州方面からだし、その他、食指が働いたスルメイカに至っては鳥取からだった。流通革命により、沖縄産品を北海道で食することも、北海道産品を九州地方で所望することも可能な訳だが、その流通形態に思いをはせるとき、おおいなる無駄や大変な経費がかかっていることに気がつく。しかも、賞味期限内に流通に乗せ、パックし、そして店頭での消費を計るわけだから、その経費たるや、凄いことになっているはずだ。
 そして、食材の宝庫、特に海鮮ものについては福井の人ならだれでも一家言を持つくらいに、福井の海のものは新鮮かつ美味しいのだ。それなのに、地元ではそのような新鮮食材は、高級魚をあつかっているような純粋なお魚屋さんにでも行かない限り、手に入らないのが現状。まれに、越前海岸産がスパーに出回ることがあるが、その際はキャンペーン品扱いで、幟が立つ。なんか、変だ。
 地元で採れたものは、地元で食するという慣習すら、現代の流通機構におさまるとママならぬことになっている。これって、無駄の積み重ねじゃないだろうか。確かに、昔から、アサリなどは、北陸方面では、鳥取、島根方面からの流入品が多かったか、地元で採れないわけはないのだ。ただ、庶民に手の入らない仕組みになってしまっている。
 たぶん、地元の新鮮魚介類を手に入れようとすると、かえってお金がかかってしまうのだ。こんなところにも、環境問題は存在する。地産地消を進めれば、流通段階で消費するCO2の削減に必ず繋がるはずなのに。

火曜日, 3月 18, 2008

文藝春秋/つまみ読み  ツン読の先に見えてくるモノとは……

結局二日間に渡ってしまったのだが、事業所(つまり大学当局)へ提出が義務づけされている健康診断の諸データを採取してもらうために、福井県立病院へ出向いた。昨日の採血データに、異常値が見つかり、内科の再診断のため今日も病院へ出向いた。再度採血し、結果を観たところ、風邪気味で喉が腫れている程度の炎症性の白血球値上昇だと診断され、血液性の難病の疑いは消えた。しかし、白血球値が異常に高い結果には、正直、驚いたが、よく考えると、先週末の卒業式と謝恩会から福井へ戻り、深夜までパソコン仕事をして翌日の朝、つまり日曜日の朝、軽い風邪気味だったことを思い出し、自分でも納得。まぁ、時には医者から冷や水を浴びせられるのも、反省材料としては刺激があり、よかったと思うことにしている。
 その病院での時間を潰すために、現在書店に出ている文藝春秋四月号をツン読していた。天皇家の問題を、イージス艦の衝突事故の特集記事などには目もくれず、というか、話題がすでに私の興味を失っている性もあり、雑誌の後半に集中している軽い記事に目を通していた。その中で面白い対談記事があり、是非、このブログで紹介してみようと思うようになった。
 その記事とは、ビックコミックに40年以上に渡り連続掲載されているさとうたかお作のゴルゴ13について、前外相の麻生太郎と作者が対談している記事だ。漫画を現代日本文化の花として誇りにしている麻生氏がさとうたかおさんとどのような話題を共有するのか、興味津々で読み進んだのだが、これは面白かった。完全に日本文化論として成立しており、両者の現日本文化に対する危機意識が随所に披露されており、飽きないのだ。官を育て、個を育てない日本がいま陥っている欠陥を、それこそ平易な話題でズバリ斬っている。あるいは、スナイパー・デューク東郷の名前の由来など、始めて読者が知るような逸話もスパイスが効いており、単に対談記事というレベルをはるかに凌駕した内容の濃いしつらえになっている。読み終わった後も爽やかな満足感に包まれる、最近まれに見る好編集の記事だ。
 特に面白かったのは、言葉が重視される欧米で、言葉ではないコミュニケーション・ツールの漫画により、欧米の子供たちが言葉以外の表現方法からあることを理解していける文化媒体を広めた功績は、今後の国際社会の上に非常に大きな文化的意義があるという観点を両者がともに認識している点だ。出版文化論を構成し教えている者として、この記事は授業の話題にしても良いくらいの内容を含んでいた。学生諸君にも読んで貰いたいな。

木曜日, 3月 13, 2008

教授会 慰労会 長老を大事にする社会とは

この3月から4月にかけては、お別れと新たな出会いのセレモニーが繰り返される。大学を去られる先生方への慰労会が昨晩開かれた。四日市大学の環境情報学部は、それこそ横断的に、学際的に、物理の先生から都市計画や文学や音響学の権威など、それこそ玉石混淆とした人材が集合しており、このような宴席での祝辞、惜別の言葉にはさまざまな表現が彩られ、各先生方のコメントを聞いているだけでも楽しく、教訓になる言葉が多い。
 ある先生が、論理整然と一徹に筋を通される先生に対して、「盤石の意志と理論、巌も貫く論理の矢」と対象の先生を表されたのには、言葉のセンスを感じた。私は今後も非常勤として残られる先生方には、これからもよろしくとだけ挨拶したが、完全に身をひかれる先生に対しては、「ご卒業、おめでとうございます」と祝辞を伝えた。
 定年などによる引退が、則人生の終焉への入り口と考える風潮があるが、私はそのような定説には、断固異議を唱えたいと思っている。新たなステージへの入り口が、ようやく開けた、社会的にも新たなライフスタイルへの挑戦が認められた、そのような時節として考えようと思っている。最後まで社会的に貢献できる仕事を続けたい、続けようと考えている人は多いのだ。そのような長老を大事に、尊厳を持って認識できる社会にするべきだと、強く思っている。

火曜日, 3月 11, 2008

石油高騰とITの関係

今朝、いつもの給油所へ立ち寄ったところ、メール会員になっていただくと、リッター当たり4円お安くなりますとのお誘いに、即座に応募。オフィスで指定のメルアドへ申し込むと、即座に自動返信が届き、次回の給油の際、先ほどお受け取りに成られたカードをご提示いただければ、即座に割引を実施いたしますとのこと。
 昨年度秋頃から、ガソリンを入れるに当たっては、満タンではなく、千円単位で今日は3千円分お願い、今日は4千円分で、と頼んでいたのだ。ガソリンの高騰は実に厳しいモノがあり、このように心がけているユーザーが多いそうだ。そこで、引いたお客様をいかに引き戻すか、スーパーも給油所も、ヘアサロンもことごとくメール会員を募集している。その背景を考えてみた。
 メルアドと住所、あるいはさらにすすんでクレジット・カードなどの個人情報があれば、ネットを使ったきめの細かいプロモーションやお得な情報を流して集客しやすくなるというメリットがある。事実、DMによる、あるいは新聞の折り込みチラシによるキャンペーン情報はどんどん減ってきており、替わりに、メールによる集客が、もはや時流になってしまったのだ。
 携帯メールにバレンタインお得情報が届く。携帯メールに次回のヘアセットのタイミングとご予約情報が届く。そして、携帯メールによる実生活への実質的な「囲い込み」が、どんどん進行しているのだ。携帯に届いたクジに返信したら、浜崎アユのコンサート・チケットが当たった!(これ、内のバイトの子の実話!) となれば、若者はこぞって携帯情報を生活の中心に置いて行くであろう。このように、IT化が大人の目に見えないところで、どんどん進んでいるのだ。今年は、このような消費行動とIT化の接点に注目して、その際のメディア・リテラシーを観察してみたいと考えている。

月曜日, 3月 10, 2008

この週末は卒業式か…… 生物としての人間の特質とは

昨日の日曜日、着るモノを1枚少なくて済む、文字通りの「春」だった。ここ北陸地方では、このように冬の空模様から晴天の晴れやかな日に変わった日の運転には注意が必要。というのも、北陸人の気質なのであろうか、晴れやかになったとたんに、車の運転も晴れやかになり、暴走気味の運転手さんが続出するからである。気持ちよくなるのは解りますが、それが途端に運転行動を左右するくらい、曇天、冬雨の気候は、気持ちを抑えつけているのだと私は理解している。かくいう私も、冬が明け、昨日のように外気温が14度Cにも跳ね上がると、ついついスピードを出しがちになるから、気をつけている。
 さて、今週末の土曜日は、セミナー第8期生が卒業する。3年次のはじめから2年間を費やして取り組んだアニメ。プロを完遂した子たちだ。一人、卒業に必要な単位が危ない子がいたが、この子も見事単位取得に成功し、4名揃っての卒業となる。中国からの留学生は、卒業後、則帰国して花嫁修業に入り、今年の年末には結婚する予定だったのだが、この2月になり、急遽日本で貿易関係の商社で1年間働くことが決定したらしい。なんでも、則帰国しても良い就職先に恵まれるとは限らず、日本で卒業後、日本の会社で勤めて実務を習得し、日本語で仕事がこなせるという実績をつくると、中国での就職や給与面での待遇が格段に違ってくるらしく、そのように決断したらしい。しかも、婚約している安徽省の彼氏もこの件を了承しているというから、私のアドバイスとしては、「とにかく、一端短期帰国して、両親への報告と、彼氏に直にあって納得するまで、よく話をしてきた方がいいよ……」としか、言えなかった。複雑な気持ちは残るが、巣立ちを前にした親というのは、このような心境なのだろうと、勝手に想像している。
 暖かくなり、晴れてくると北陸地方では車が暴走気味成るが、春になり、天候が良くなると、それに連れて売れ出すのが馬券だそうだ。春先になると、競馬が流行出すと言うことらしい。昨日は北京への代表権をかけたステップ・レースに指定されている名古屋国際女子マラソンがあり、期待の高橋尚子選手は弾けなかった。競馬の方では、皐月賞ステップ・レースである弥生賞があり、松岡正海騎手騎乗のマイネチャールズが人気通りの強いレース運びで1着をものにした。
 人間のマラソンも競馬も、走る競技である点では共通しているが、人間は自分の体調を自己管理出来るから自主的に休むことも、レースを棄権することも可能。しかし、競走馬はそれが出来ない。土曜の重賞レースで1番人気に支持されたサンアンデュは、実際のレースではゲートでスタート前の待機中に暴れてスタートが混乱し、結果、人気とは裏腹に最下位でレースを終わり、関東から夜を徹して滋賀県栗東のトレセンへ帰った。その後、様子がおかしくなり、急死したという。今日のスポーツ紙はこの件を取り上げていた。
 高橋尚子選手の不調、サンアンデュノ急死。この二つのニュースが今朝のマスターの心をとらえて離さない。区切りを設けて、ステップしていく。雰囲気を変え、違う環境で自分を再調整し、違う自分になっていく。そういったことを人間は自らの意志でできるのだ。そのような生物としての特質を大事にしたいものだ。別れは、さらなる出会いの始まり。

木曜日, 3月 06, 2008

スリム化の行方 お湯を沸かすには

最近、ちょっとしたマイブームになっていることがある。電気の節約にはどのような気遣いが必要か? まず、使わない電気はスイッチを必ず切るというのはどのご家庭でも実行されていることだろう。私のこの所、入念に気をつけている。冬場の北陸地方では冬場が一番電力を使う。すると月に4万、5万という電気料を請求されることにある。実に馬鹿らしいのだ。そこで、ことごとく、スイッチを切る。もっと効率よく電気を使えないかと、日々、アイディアを絞っている。そして見つけだしたのが、次にご紹介するアイディアだ。
 夕方、5時過ぎにはキッチンで夕食の準備にはいるが、まず行うことが、ポットでお湯を沸かすことだ。今まで、水道からでるお水をポットに入れていた。しかし、電熱給湯器で沸かされたお湯がある訳だから、このお湯をポットに入れてやれば、すでにある程度の温度になっているので、より早く沸騰する。時間が短ければ、電気料も少なくて済む。こんな簡単なことを、何故、いままで気がつかなかったのだろう。
 CO2削減問題が火急の課題である宇宙船地球号。私も身近なところから、省エネの取り組みをしなくては。というより、経費を圧縮せねばならない財政状態から、頭を使わざるを得ないという理由もある。このスリム化の行方を一つのシリーズとして、追究していこう。

水曜日, 3月 05, 2008

スリム化の行方 メールの整理 必要なメールとは?

今日は朝からメールの整理をしている。メール・ソフトは二つ使っているのだが、完全バックアップ用に設定しているマイクロソフトのEntourageの方が05年度より今日まで、全く未整理のまま使い続けてきたため、スクロールしてもなかなか底まで届かなくなってしまった。あまりにも長くなっているので、項目別の受信フォルダーを創り、特にセミナー関連のコレスポンデンスを中心にフォルダーに再収録し、いらないメールをどんどん削除している。
 いらないメールを削除していて、ある盲点に気がついた。アマゾンなどで買い物をすると、決済済みを明記した自動返信の購入記録のメールが返信される。さらに、商品が発送手続きを済ませて発走されると、「発送しましたメール」が届く。確かに、「発送しましたメール」などは保持しておいて、宅急便のお届けスケジュールを調整する場合など、かなり有効な資料となる。しかし、その他のメールはほとんどゴミ箱へ捨てればよい性格のメールだということに、改めて気がついた次第。モノが届けば、例え精算する必要が有り、証票類を残しておかないといけない場合もあるが、クレジット・カードの支払い記録がその代わりをしてくれる訳だから、そういう意味での記録としても、モノが届いてしまえば、不必要となる訳だ。こんな単純なことすら、考慮しなかった自分が恥ずかしい。
 そのような、言わば現実(リアル)の郵送物だと1週間以内にゴミ箱へと捨てていた性格のメールが、わんさかメール・ソフトの残留しており、ハード・デスクの容量を犯している訳だ。軽く、なろう! その方が健全だ。そして、大削除大会の開催となった。捨てに捨てているが、いまだ3分の1しか整理できていない。1日仕事になろうとしている。

火曜日, 3月 04, 2008

Simple&Easy

パソコンの良さを色々論じる時期はすぎ、いまや、パソコンで自分自身のライフスタイルをどれだけ創造的に、生産的に、かつ、生活の中での癒しや精神的なケアにまで活用できるかという、より人間性に密着した皮膚感覚レベルでの効用を問いかける時代になっている。マックはその点、進んでいますよ!
 テレビと通信の融合は各所で進んでおり、ムービー・ソフトの有料サービス、パソコンでの地上波受信はもとより、さらに進んで、テレビ電話やマルチチャネルのビデオ・チャット(お堅く言えば、マルチチャネルのテレビ会議)まで、ネットを使えば出来てしまう訳だから、目的と企画性をもってこれらの技術を使ったとき、その効果は絶大。
 かくいう私も、一日に数時間はパソコンを相手に仕事をしており、最近、眼精疲労の度合いが酷くなったと自覚症状が出ているのに、それでも仕事だからといって、無理してパソコンを前に格闘している。
 1986年頃からパソコンを仕事に使い始めたわけだから、すでに20年以上の年月をパソコンと向き合ってきたのかと振りかえると、自分でもその長い付き合いに驚いてしまうのだ。そして沈思黙考してみると、パソコンはできるだけSimple&Easyなものがよいと思うのだ。アップルのマックで良かったと、つくづく思っている。

月曜日, 3月 03, 2008

黄砂を含んだ雨模様 スリム化の行方

昨日の天気予報から気にしていたが、はやり中国西部砂漠地帯で発生した黄砂の影響が見られる。北陸地方は雨模様だが、車のワイパーの動きやその跡を観ると、茶色くドロが付着しており、黄砂の影響は明らかだ。その性なのか、あるいは、花粉なのか、昨日から鼻の奥がむずむずしている。どちらの影響なのだろう?
 月に2度ほど手伝いに来て貰っているバイトの子も、風邪気味で鼻の奥がぐしゅぐしゅしていた。これも本当の風邪なのか、あるいは黄砂含み、花粉含みの空気の性なのか、と本人と共に考えてみたが、彼女の場合は風邪。気をつけねば、こちらが風邪になる。三寒四温の季節は、実に体調管理に気を遣いますね。
 1月からさまざまな案件で経費のスリム化、家の中に貯まった入らないモノを廃棄してスペースを確保するスリム化、デスクの引き出しに貯まった入らない書類や資料などを廃棄するスリム化、日常的に使っているパワーブックのハードデスクの中のバックアップと入らないデータの削除によるスリム化などなど、身の回りを全て見直して、軽くなろうとしている。
 この効果はとたんに現れた。このようにスリム化していくと、まず、食事や日常的な出費を抑えようとする気持ちが強くなり、とにかく使い切るという発想になる。これを大学の授業やセミナー活動にどのように還元するかを、3月中に考えていくべきだと思っている。
 すでに、大学の教育支援ソフト(Moodle)を活用する準備を始めている。これを始めて、面白いことに気がついた。資料としてプリントを渡していたのだが、これからは「各自、このPDFファイルをダウンロードして、プリントして活用してください」、で済むわけだ。 これはいいぞ! コピー代、用紙代が節約になる。もっとも、その分、大学経費と学生の支出が増えるが、これもバランスの問題なので、説得材料にはことかかない。

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...