金曜日, 2月 29, 2008

たまったら、一度社会へ戻すというライフスタイル

北陸地方では有名な安売り家電の老舗といえば、コンプ100万ドル。そのコンプさんがやっているレンタル・ビデオ屋さんへときどきDVDを買いに行く。久しく出向いていないので、今日近くを通った際、ぶらりと店内に入ってみた。
 今まで気がつかなかったのだが、1FのDVD売り場に隣接していた音楽CDのコーナーが極端にサイズダウンしていた。さら、ゲームソフトのコーナーがやたらでかくなっている。さらにさらに、当初はカウンター一カ所で細々と営業していた携帯電話のコーナーも拡大している。うかつだった。
 つまり、まず第一にCDの売り上げが縮小傾向にあり、売り場も縮小したということ。次に、いまや、DVDやゲームソフトは、どんどん同じフィールドに入り込んでおり、その垣根が取り外されてきていることだ。
 もう一つの発見は、支払いカウンターの脇に、ゲームソフトやDVDの買い取りコーナーがあり、必ず買い取ってもらうためにDVDやゲームソフトのパッケージを持参して査定してもらっているお客さんがいること。これには驚いた。これらのメディアは、完全に還元型の消費財になっていることを実感させられたという訳である。
 実に示唆されることがある。確かに、iTunesなどで、音楽ダウンロード市場がCD業界を窮地に追いやっている話題は知っていたが、まさか、店頭の売り場スペースまで縮小に追い込んでいるとは知らなかった。また、DVDですら、永遠に所有するものではなく、ある時期に市場へ戻し、また新たなメディアが出てきた際に、適宜借りるか、「一事所有」するような考え方で、どんどん回していく方が、現状からすると合理的だという価値観が定着してきているのかも知れない。これも一種の還元型社会の一形態なのかと考えてしまった。私もスペースを取り始めたDVDを一度社会へ還元してみようと、思わぬアイディアをもらってしまった。

水曜日, 2月 27, 2008

エリザベス ゴールデン・エイジ

2日前の月曜日、コロナワールドという福井のシネマコンプレックスでは、月曜は男性客半額サービスをしているというので、約半年ぶりにシネマを観た。観た映画は、シェカール・カプール監督作品「エリザベス:ゴールデン・エイジ」である。1998年に発表した「エリザベス」の次作である。エリザベス役は「バベル」でも素晴らしい演技を見せていたケイト・ブランシェットである。
 前作では、レスター伯ロバート・ダドリー、エセックス伯ロバート・デヴァルー(レスター伯とエセックス伯は義理の親子)たちとの愛人関係を清算しつつ、真のキングすなわち統治者としての自覚を持つに至る過程を描いていたが、今回はアマルダ開戦において、スペインの無敵艦隊を海賊上がりのドレーク提督たちが打ち破った頃に焦点が当てられており、ウォルター・ローリー卿(当時の愛人と言われている。彼はアメリカに女王を記念する土地を名付けている。バージニアがそれだ。処女王の威光を新大陸に知らしめようとしたらしい)やバチカンやスペインの意向を受けた暗殺者たちとの暗闘の結末を描いている。
 歴史的なことはさておき、前作の時も思ったのだが、イギリスの中世歴史を全く文化文明的素養に異なった環境下で育っているインド人監督がこの映画を成功に導いていることだ。しかも、これは推測だが、イギリス人やヨーロッパ人たちが観ても異論を口挟まないだけのヨーロッパ的水準で演出しきっている。これを日本の土壌にあてはめて想像してみると面白い。インドネシアから出てきた映画監督が、日本の戦国時代の時代劇を創ったとしよう。想像だけだが、こりゃ、無理だと思ってしまう。しかし、カプール監督は見事に、この文化文明のバリアを払いのけて、作品をモノにしている。
 確かに、日本人でも、イタリアで著名な企業の本社ビルの建設デザインを成功させたり、フェラーリをはじめとするプロトタイプ・マシーンのデザイン・チーフとして成功した人など、異文化異文明圏で業績をあげている方々は多々あるが、映画という非常に娯楽性が高く、観客すべて批評家といっても過言ではない領域では、何故か、日本人監督ハリウッドを制覇! とは、行かない。勿論、日本が得意とするアニメでは成功例はあるが、実写のシネマとなると、なかなか難しく、今後もこのような事例が日本人からでてくるとは思えないのだ。そして、私は、何故出てきそうにないのか、その理由を考えているのだが、なかなか答えがみつからない。
 などという感想を持った。娯楽作品としては、いま一つだが、前作と合わせて中世、それもシェークスピアが出てきた頃のイギリスの歴史を勉強するにはうってつけの映画と言える。

火曜日, 2月 26, 2008

三寒四温 まさに体感している!

2日前は温度が10度C以上になり、3月を思わせる天気だったのに、今日は一転して外気温が3〜4度C前後。しかも、冬雨が薄ら寒さを増幅している。北陸地方では、積雪の零下より、この冬雨の「薄ら寒さ」の方が嫌われている。何故か、人の心をうっとうしく、陰鬱にしてしまうからだ。
 こういう日は、家の中で心豊かに気分を快活にして過ごすほかない。美味しい夕食、それも湯気の立ち上る夕餉を考え、そこへむけて1日の楽しみを凝縮していくわけだ。そこで、マスターの夕餉は、牡蠣と湯豆腐のような鍋にしようと考えている。野菜は、ハリハリした水菜をサァーと入れて。勿論、ポン酢にもこだわろう。柑橘類を直に取りそろえて市販のポン酢に加え、風味を濃厚にしてみたい。
 ここまでアイディアがでそろうと、安心して午後の仕事に打ち込める。さて、4月からの出版文化論の大学サーバーへのアップ・ロードを本格化するか!

月曜日, 2月 25, 2008

静かに過ごしながら、読書!

今、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」を文庫本で読んでいる。もう20年近く前に出版された時代小説だが、いままで読んでいなかった。「坂の上の雲」や「竜馬が行く」などは学生時代から馴染んでおり、何度も繰り返し読んでいるのに、この「翔ぶが如く」だけはどうしたわけか、手を出さずじまいになっていた。読み出して、何故手を出さなかったかが、朧気ながら解ってきたような気がする。それは、代表作の「坂の上の雲」や「竜馬が行く」のように登場人物が生き生きと躍動し、その一挙一動がドラマとしての躍動感に満ちているのに反して、「翔ぶが如く」に出てくる群像にはそのようなドラマ性が乏しいからなのではないか、その臭いを書店の店頭で嗅ぎ取ってしまい、手が出なかったのではないか、という自身の無意識世界のなせる業だったのではないかと思うのだ。
 明治維新初期の揺れ動く政治情勢、取り巻くアジアの国際情勢の中で、薩摩から出てきた西郷隆盛、大久保利通の生き様を縦軸にしてはいるが、全体的に歴史資料をふんだんに活用しつつ筆は進んでいく。司馬さんはそれらの資料の行間を研ぎ澄まされた感性で読み解き、その場その場の空気感を丹精に再現するかの如く、神経を払っている。だから、小説仕立ての代表作の中でも、ちょっと異質な感じを覚えている。
 2年前の北京取材の前後に読んだ陳舜臣さんの「阿片戦争」「江は流れず(小説日清戦争)」に登場してくる中国の代表的な政治家の一人李鴻章などの人物像を参考に、また陳さんの小説の背景を思い出しながら大久保利通の北京での賠償金交渉のくだりなどを読んでいると、私もようやく日本近世史を勉強できる素養が出来てきたのではないかと思えて、歴史の勉強には本当に時間と努力が必要なのだと、改めて反省している。
 小説とは言っても、「翔ぶが如く」、なかなか飛ばない。丹精に読まないと、事件と歴史の廻転にこちらが翻弄され、どこに面白さがあるのか、感じる間の無く、飛ばして読んでしまいそうだ。
 ダイエット、実に順調。10年前の体重に戻りつつある。ダイエットは食事節制にかぎる。運動では痩せない。入れるもの、出すもののバランスを調節すること。だから、寝汗などをかくと、とても嬉しくなる。新陳代謝が上手く行っている証拠と思うのだ。

木曜日, 2月 21, 2008

春らしい温度に気持ちも前向きになる! 粋にね!

今日は晴天だった。週末に降り積もった雪も、どんどん溶けていく。温度も上昇し、車についている外気温の表示を見ても10度C近くあり、数日前に零下を経験したときとは比べようもなく、身体が軽く、ノビノビとした心地になる。春って、いいな!
 肘の破れたセーターとポケットの裏地が切れたブルゾンを繕い物に出す。両方で3,500円ほどだという。ユニクロだったら、新品を買える金額だが、私は繕い物で、長く使用したいと考えている。だって両方とも、お気に入りだからだ。これで、後5年ほど持てば、充分すぎるくらいの元が取れるというものだ。新調するばかりが粋なのではない。なじんだ愛用の衣服を、丁寧に、大事に、着古していく。この粋を追究するぞ。
 春休みとなり、時間的余裕が生まれると、生活改善運動が始まる。昨日は、ここ1年間溜め込んだガラス製品(瓶やジャムの容器など)を出す日だった。2袋になる廃棄処分をした。また、冷蔵庫を総ざらいして、賞味期限切れの品をことごとく捨てた。こうすると、何となく冷蔵庫が元気を吹き返してくるようで、不思議だ。この冷蔵庫ももうすぐ20年選手になる。サーモが働き出すと、もの凄い振動音を発生するようになったが、なんの故障もないのだから使い続けるつもり。しかし、今年はメンテ診断をしてもらおうとか、いろいろ前向きな考えが浮かんでくる。これが、楽しい。

水曜日, 2月 20, 2008

芥川賞受賞作家へのインタビュー記事「家には本が一冊もなかった」

第138回平成19年度下半期芥川賞は、川上未映子さんの「乳と卵」だった。現在発売されている文藝春秋3月特別号に掲載されている。作品は、私にはなじまない文体で記述されており、少々読解するのに時間がかかってしまう。なぜなら、情景描写、心理描写が、ところどころかすめて入ってくる大阪弁口頭語記述と、やたら句点でくぎりながらも、延々と続く一文が長いからだ。樋口一葉の文体に影響を受け、それを現在風に演出すると、このような文体になるらしい。兎に角、客観記事文体になれた私には難物。昨晩読み切ろうとしたが、途中で頓挫してしまい、今日改めてといったところだ。
 受賞作品そのものも興味深いのだが、さらに面白いと思ったのは、作品掲載に当たっての作家へのインタビュー記事である。書店員やホステスや歌手デビューすらしたことのある作者の経歴もさることながら、その独特の観察眼と価値観に惹かれてしまう。例えば、ケータイ小説やできちゃった婚についての認識など、なるほどと、唸ってしまった。その部分を引用してみたい。
 
 文藝春秋三月特別号350~351ページにかけ2カ所引用します:
 先日、社会学者の宮台真司さんが言っていたんですが、今なぜ若い子にケータイ小説が受けているかというと、彼女たちの人付き合いが刹那的だからだというんですね。彼女たちは週替わりで相手を変える。でも、それはすれっからしだからではなく、ピュアすぎて傷つくことが怖いから、問題が起きたらすぐ別れてしまうんだと。ケータイ小説もそういう乗りなんですよ。「強姦された! 頑張れよといわれた。だから頑張る」みたいに(笑)。←<(笑)こういう記述がすっかり文化として定着してしまった!>わかりやすいけど、彼女たちはそういう表現しかシンパシーを持てない。純文学が扱うような深い人間関係を照らす文章は、傷つくからアクセスできないだそうです。傷つくことが本当にこわいんですね。ーーーーとあり、この後、このような彼女たちに伝わる小説とはどうしたら書けるのだろうと反問しているのである。このような時代性が根付いていることが、まず、新鮮に感じるのである。
 次の箇所は:
 今の私の結論は、考える前に子供をつくらないと子供はできないということですね。この時代、避妊も追いつかないくらい燃え上がっているときでないと、子供はつくれないような気がします。私たちの世代、出来ちゃった婚しかないと思いますよ(笑)。
 
 この「私たちの世代、出来ちゃった婚しかないと思いますよ(笑)」と、乾いた感性で時代に取り込まれてしまった若者たちの恋愛状況や結婚状況について、痛快さを覚えるくらいの明快な答えを言い放っている点だ。これには、参った。
 我がセミナー2年間アニメ・プロジェクトで、引きこもりがちな男の子の心情を同世代の女性陣が見事に喝破しつつ、コメディ・タッチで描ききってしまったわけだが、その際も、プロデューサーたる私は一抹の不安がなかった訳ではない。セックスに関連する妄想や、もっと言うなら、パンツに執着するという主人公の性癖を正面に出しても良いのかという逡巡がなかったわけではないのだ。
 しかし、この世代(現10代後半から30代前半まで)には、川上氏が認識しているように、実に乾いた性に対する認識があることを、改めて突きつけられたのだ。つまり、オトンやオカン世代より、彼女たちの日常には「性」は身近なものであり、日常生活のごくごく近辺に存在するものであり、結婚や家庭を持ち子供を育てると言うことも、定式化された通過儀礼ではなく、ハプニングの結果処理、自己責任の取り方としての結果、という認識の方が、ノーマルな考え方なのではないかと思わざるを得ない。そんな考えに押し込んでしまう、いわば迫力が、この作家さんの言葉の端々から響いてきた。
 この小説とインタビュー記事をセミナー生に読ませてみたい。彼ら、彼女たちは、どのような感想を持つのであろう。昨日、やっとの思いで、卒業必要単位をクリアしたことが判明したYUKAはどう感じるのだろう。その意味では、綿矢りさたちの世代より時代感を一段と鮮明にした作家が着目されるようになったということか。

火曜日, 2月 19, 2008

春が見えてきた

留年か、卒業かの判定となる単位の見込み判定が今日学生たちに伝達される日だった。昨秋から若干1名、当セミナーには心配児がおり、どうなることかと気を揉んでいたが、11時頃、当該学生より電話があり、「再試、追試を受けなくても単位は足りていたようです!」と息を弾ませた報告があった。安堵、安堵! これで名実共に、春休みとなる。とは言っても、授業コンテンツの大学サーバーへの移行手続きやなにやで、細々とした仕事は続くのだが。
 そして、もう一つの出来事は、メディア系の卒業制作発表会があり、こちらも盛況だったようだ。ようだとは、私は福井に居る必要があり、出席できなかった。しかし、こちらの方も気になり、終了時間帯に同僚に電話をして、先生たちがこぞって参加してくれたり、学生たちのパフォーマンスも良く、成功だったことを確認。よかった、よかったの二連発、三連発を炸裂させていた。ようやく、長く苦しい冬を越し、春が見えてきた感じである。マジ、ホッとした。お外の気候も、今日は晴れていて、先週末につもった雪を、びしゃびしゃ溶かしてくれている。射手座の今日の運勢は最低レベルの指標がついていたが、全体的には春になりそうで、喜ばなくてはならないと思っている。
 今日の晩飯はボンゴレビアンコ。アンチョビ・ペーストを新たに求め、少しスープパスタ気味の出来にした。食べ残しのスープは、トーストした食パンに浸してすべて平らげた。味良し、量良し。私はパスタは100グラムで調理。

金曜日, 2月 15, 2008

寒々とした日々が続く・・・

今日の福井は雪ぃーーい! 道路グチャグチャ、家の中、津々と冷えること冷えること。たまらず薪ストーブを点火し、エアコンを止める。
 心配事が続いている。4年生の1名の卒業単位のことだ。上手く「卒業見込み」の判定が出てくれればいいのだが。
 溜め込んだDVDで不要と思われる作品を中古市場に持っていった。結構、高値で売れるものだ。特に、プレミア・バージョンの2枚組などが売れ筋だ。中には1万円近くの値段がつくものもあり、驚いている。循環型社会の一例だが、このような消費と還元方法も有ることを知り、得した気分である。
 今日は、車の保険、火災保険の新しい見積もりが届いた。10年間見直しなしでやってきたのだが、これは無駄と言うより、気持ちの引き締め効果の方が大きいな! 減価償却分を見込まないと、いつまでも高値の資産評価に振り回されてしまうのだ。このようなところにも、私の世間知らずが反映しており、反省。頭の中こそ、もっと寒々とならなくてはいけないね!
 今晩は久しぶりに特製きんぴらを創る。コチュジャン風味の鍋と共に。

火曜日, 2月 12, 2008

ついに大台を突破! 軽くなった!

大学の方も成績を出し終え、春休みモードになってきた。もちろん、月々の会議などには出掛けなくちゃならないが、基本的にはじっくり研究や調査にあてるべき時期になった。例年、出版文化論の旅をこの3年間続けてきたが、この春は遠出はしないつもりだ。福井に籠もり、生活の立て直し、経費圧縮の実施、ダイエット、来期への新しい教材造りなどに当てる覚悟。特に、ダイエット効果が嬉しく、先月末には、目標だった大台を切った。これが、何より嬉しく、身体が軽くなると、いままで手の付けられなかった(心理的に後回しにしていた)案件をどんどん解決しようという気持ちになるから、実に不思議。ということで、今日は確定申告の相談に会計士さんの事務所へ朝一で出掛け、今後の経費計画、税務全般を詳細に検討できた。私の自己方針は、ほぼ的を得ていたようで、安心した。
 2月は映画や東京で開催されるメディア芸術祭へ出掛けたりしていたが、今年は全て取りやめ。もう、参考作品を積極的に覗こうという気持ちも沸かない。これは、経費の問題と言うより、2年間プロジェクトを完成させたその反動のようだ。モッソラーの評判も上々で安心している。大学の同僚たち(先生方)からの感想がないのが気がかりだが、まぁ、明日の会議に出席すれば、何かしらの反応は掴めるはずと考えている。
 退任された元NHKの番組プロデューサーさんからは、ついつい引き込まれて、最後まで楽しんでしまい、お見事! と、まぁ、最大級のお褒めをいただいてしまったが、半分くらいにとらえておこう、そうそう甘いもんじゃないぞ、と気を引き締めている。
 兎に角、この春は自己体制の健全化、生活の立て直しあるのみだ。自炊を楽しく、優雅に、健康第一メニューにするところから、始めるぞ! 前向きに、前向きに!
 その他、学生たちのMLを大学サーバーで移管、移管はスムーズに完了している。後は、.Macのグループ・メールの整理整頓は残っている。モニター役の先生お二方におはなした後、MLからの削除をせねばならなあい。内モンゴルへ春節で里帰りしている留学生の動向も心配。などなど、穏やかな連休明けの火曜の昼時でR。

木曜日, 2月 07, 2008

大統領選挙の行方?

結着がつくかと思ったスーパーチューズデイは共和党はマケイン候補が優勢になったが、民主党の方はまだまだ予断をゆるさない情勢下にあり、オハイオ、テキサス、バージニアなどの大票田での動向にかかってきたようだ。ますます、面白くなってきたが、マケイン候補の共和党VS民主党という構図の中では、オバマ候補の方が戦いやすく、勝利しやすいのではという観測記事があった。何故だろうか? いろいろ解説報道を見てある来たいと思う。英語のHP巡りを再開しよう!

水曜日, 2月 06, 2008

スーパーチューズデイ

アメリカのスーパーチューズデイを注目している。特に民主党のヒラリー、オバマの接戦がどちらに転ぶのか。カリフォルニアではヒラリーが勝ちそうだ。そうなると、民主党の大統領指名選挙は一気にヒラリーに傾くとの観測がある。夫婦で大統領職となる可能性に、未知の興味が沸くのだ。
 アメリカは完全な男社会だ。そこへ、女性大統領が登場するのである。かよわき男性としては、社会に癒しを求めているヒラリーに期待してしまうじゃないか。イラク戦争はアメリカの間違いだった、早く撤退すべきだと主張する考え方にも同感している。私は、マジで、アメリカが女性大統領を頂く瞬間を観てみたい。

土曜日, 2月 02, 2008

君たち全員、すげぇ〜タレントだよ!

ヤフーがマイクロソフトに買収されるという。グーグルにネット市場を奪われたマイクロソフトとしてはシェア拡大がどうしても必要なのだろう。その対抗先のグーグルにも、業績拡大にかげりが出てきたとの記事が、同じ誌面に載っていた(朝日新聞)。何か奇妙な感じがする。
 このブログはグーグルが運営している。今はグーグル陣営にお世話になっているわけだ。伽藍のHPを閉鎖し、しばらくは、このサイトから何が出来るのかを、そろりそろりと考えていきたいと思う。HPとセミナー活動の方は、一昨年から導入している.macのグループ・サイトで充分に動かせることはアニメ・プロで実証済みだから問題はないが、授業との連携では、大学のサーバーを利用する手だけを考えて行かなくてはならない。でも、新しい取り組みは新鮮な気持ちで始められるから、その新鮮さを大事にしたいと思う。
 今日の夕刻、アニメ・プロは打ち上げの宴を開催する。四日市駅前の居酒屋らしい。だが、私は出掛けられない。そこで、監督でゼミ長の4年生に、皆への伝言を託した。「君たち全員、すげぇ〜タレントだよ。俺は、もうビックリしたよ。評判も上々! 本当に参加してくれて、ありがとう!」 電話の中で家族の評判を聞いたところ、監督の父親は、「なかなかええやないか。もっとみんなに見せなあかんな!」と言ってくれたらしい。ゼミ長曰く、ここまで言うのは、かなりのことらしい。

PS: NHK大河ドラマ「篤姫」の原作を少し読んでみたが、私には大奥物は合わない。テレビでは薩摩の風土がやけに明るくのびのびと描かれているのだが、江戸城中の陰湿で、暗いイメージは、ドラマではどのように処理されるのだろうか。天璋院篤姫を中心に幕末の日本を再度勉強しよう。

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...