日曜日, 4月 27, 2008

.macについて バックアップについての時流

グーグルが創り出した新しいネット・インフラの使い方に、自分のパソコンを単なるターミナルとしての単機能型の道具にしてしまい、データや生産に必要なアプリは、みんなが使うサーバーにあって、利用者は誰でもそれを自由に、無料で使えるようにするという思想がある。
 マックで言うと、.macがその役割を担っている。アドレス帳のデータ、各種セキュリティ関連のデータ(キーチェーン)など、何台かの自分が使うパソコンのデータを.macに集約させようとしている。それで困ったことが生じた。メール・アプリを更新したところ、.mac置いていた古いアドレス帳と同期されてしまったのだ。この半年に更新したアドレス・データが半年前のデータとすり替わってしまった。
 幸い、MSのEntrougeをバックアップ用のメーラーとして併用していたから、過去のやり取りが残っており、ここからこの半年のアドレス・データを抽出できたので被害は最小に収まっているが、サーバーに何でもかんでも頼り切るのは考え物だ。自分自身のデータ・バックアップ・システムを構築するべき時期に来ている。しかし、そのように発想すると、世の中上手くできているモノで、マックは小型の個人用サーバー・システムのような同期システムを提供し始めている。
 パソコン付随のハード・デスクへデータを溜め込みする時代はそろそろ姿を消し、最小のメモリーで日々の仕事をこなし、その結果は則自己サーバーにて一括管理する、そのような使い方が進もうとしている。ハードデスクを持たないパソコン時代の到来か!?

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