木曜日, 8月 13, 2020

  アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品で、時空を超えた人間同士の信頼と約束、そして心のあり方を問いただす素晴らしい作品だと感銘しました。

 戦後75年も経つのに、いまだに自虐的な反戦思想や、戦後の困苦を乗り越えて復興してきたと言った成長戦略の上に立った作品群とは、路線をいつにする作品です。凄く、心に響きます。心に響くという意味では、「この世界の片隅に」に近い発想と感性を感じています。それは、丁度NHKが特集している#あちこちのすずさん・キャンペーンに通じる同じような発想を感じました。

 第2次対戦中に十代だった方々は80歳代後半から90歳前半になっておられて、どんどん生々しい戦争体験を聞く機会を私たちは失い始めている現実を踏まえて歴史の勉強を、歴史解釈を、すべきなのですね。そのようなことを教えてくれる作品でした。

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