水曜日, 11月 17, 2010

iTunes, EMI, Appleなど、ロンドンからの風!

先週からiTunesで映画のリリースが始まった。期間限定のレンタル試聴、あるいはDVD価格での買い取りが出来る。第1号作品は、「ニュー・シネマ・パラダイス」。HD版で2千円はちと高いが、DVDショップへ出掛ける手間を思うと、有り難い。そして、昨晩、商標を巡り長年の係争関係にあったアップル・コンピューターと英国EMIが版権を持つビートルズの楽曲が、それも全ての作品がLP単位でも、単品でも購入出来るようになったのだ。
 ※ 「ニュー・シネマ・パラダイス」はディレクターズ・カットが一番良いですね。劇場バージョンは、印象が、う・す・い!
 今から40年前、高校生の頃、深夜放送にしがみついて彼らの新曲を聴きあさっていた頃を思い出す。BOX買いでも23千円。コレだったら、40代、50代のオールド・ファンも納得の価格帯で、そりゃ〜、買うでしょう! アナログ版を手放し、CD版も歯抜け状態となった’今、これは魅力的です。
 そのEMIと終身契約を締結した宇多田光(来年以降は、ヒカルにあらず)は、新曲をiTunesへ。もちろん購入しました。200円。ベスト盤も必ず入手予定です。宇多田は、私が大学教員を始めた年にブレークし、その後、ずっと動向を追いかけてきたので、最後まで見守ろうと思う。
 そして、講義「出版メディア論2」では、アップルの収益が2期連続でMSを抜き、IT業界の雄になったことを絡めて、マックの革新性を話している今日この頃です。
 そしてもう一つロンドンから、ウイリアムス王子の婚約の話が届いている。これも私的には時節を感じるものだ。大学就任の1年前、講義資料の収集のためヨーロッパへ取材を行ったが、丁度その時、ダイアナ姫が亡くなった直後だったのだ。CNNのインターネット中継でお葬式の模様を眺めていた。
 何か、大きな時節の移り変わる時期に来ていることを感じる。この移り変わりを、どのように捉えるべきなのか? 自問は続く。

0 件のコメント:

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...