BBC NEWS MAGAZINEから。
この記事は実に面白い。旧ソビエト時代に、国際的な共産主義闘争を行っている親の子供たちを危険地帯から退避させ、国際的な感覚と身につけさせる学校がモスクワ郊外250キロのところにあり、そこにはかの毛沢東の長男も通っていたという。この学校は、戦後もその趣旨通りに生き残ったが、一時、軍人を育てる士官学校への改変を企てられたそうだ。しかし、卒業生や学生たちがハンガーストライキをして、そのまま生き残り、今日でも、設立当初の趣旨通り、紛争地帯や自然災害で教育がままならない世界のあらゆる地域から、活動家たちの子弟が留学してきているという。紛争地帯とは、リビアやシリア。あるいは、エチオピアやソマリアなど。旧ソビエト、現ロシアについて、私たちはの知識は、偏っていて、しかも、極めて乏しいのではないのか。