月曜日, 10月 12, 2009

教科書はすべて世の中にある! ハイビジョン特集「北の海にホッケが舞う~群れ、その神秘の物語~」で発見した。

昨夕、晩飯を創りながらBShiを観ていたところ、実に興味深いドキュメンタリーに出会った。これは、サイエンスの分野からの興味だ。今年の年始めに、バリ島で大橋力先生から伺った共鳴現象(共振現象?)の怪にも繋がる面白い話題を、ハイビジョン特集「北の海にホッケが舞う~群れ、その神秘の物語~」で発見した。
 浮き袋を持たないホッケは300メートルもの深海の底に暮らしているのだが、プランクトンが海面近くに大量に発生する春から夏にかける頃になると、垂直上昇して、それも群れで上昇してプランクトンを摂取する。その時、海面から海中に向かって、巨大な渦が発生する。地元の人々には「ホッケ柱」として知られている現象だ。この渦巻きが如何に発生するのか、その物理的原理を解明すると同時に、生物の群れ行動の本質に迫る論議が柔らかく解説されていたのだ。しかも、コンピューター・グラフィックスの側面から、群衆(動物でも人間でも.......!)の動きに関するプログラムが完成しており、それを使って、見事にホッケ柱を再現してしまっていたのである。
 今、知りたいのは、そのプログラムのコンセプト(3つの柱から成る)の詳細なのだが、再放送を探し出すにしても、NHKオンデマンドはマックに対応していない! ウインドウズを1台確保すべき時期到来ということなのだろう!!??
 メモ:仲間と同じ方向へ動く。仲間とぶつからない。仲間と同時に動く。この3つだったのかどうかを知りたいのだ。誰か、覚えている方はいらっしゃらないだろうか?
 生命体にはこのような共振現象(あるいは同期現象)があることを原理的に解明できれば、1000人規模のケチャが見事に同期する事実にも強いサポートとなる。

一歩60cmで地球を回れ 〜間寛平だけが無謀な夢を実現できる理由〜

間寛平さんのアースマラソン途中経過報告書である。マネージャーの比企啓之さんと電話少年企画で有名な土屋敏男さんの共著。アースマラソンの立ち上がりから現在までを綴っている。この新書を出版メディア論の参考図書として学生たちに読ませて、テレビではできない企画、新しい視聴者参加型のエンターテイメント企画の勉強をさせようと考えている。
 アースマラソンは、コペンハーゲンでの東京オリンピック招致のための招致大使役を終え、いよいよユーラシア大陸横断、青島からヨットで日本に戻り、大阪花月への帰還までという途方もないプロセスを走り出している。日々生じる様々な出来事が、すべて新しいメディア体験として新鮮な感銘を視聴者に与えている。何より、いままでの映画文化やテレビ文化にならされてきた我々のメディア体験を打ち崩していくパワーに圧倒されている。その現場を学生たちにも体験してもらおうという学習プログラムを考えている。

金曜日, 10月 09, 2009

韓流ドラマ・マラソン鑑賞会備忘録

9月にはシルバー連休などもあり、またまた韓流ドラマ・マラソン鑑賞会に嵌っている。9月から今日まで鑑賞した作品群をメモしておこう。
・ファン・ジニ
・食客
・三つ葉のクローバー
・マイ・スイート・ソウル
拝啓、ご両親様(第15話~第28話:全68話:年内に全巻発売されるはず)
※ 注目演出家・脚本家としては、「拝啓、ご両親様」のチョン・ウリョン監督。この方は「母さんに角が生えた」の演出家でもある。脚本も同じくキム・スヒョン氏。このコンビの次作に注目したい。

木曜日, 10月 08, 2009

教科書はすべて世の中にある!

先週末、なにげに選んだBSフジの夕方の番組に釘付けになった。それは、全国高等学校写真選手権、通称、写真甲子園2009のドキュメンタリー〜レンズの中の青春〜という番組だ。漫画甲子園、俳句甲子園などは知っていたが、写真甲子園があることはいままで知らず、本当にビックリした。
 何故感銘を受けたかは、以下のサイトに掲載されている各賞を受賞した作品群を見ればメディア系の学生諸君ならば、直観的に理解できるはず。
写真甲子園2009オフィシャル・サイト
 監督1名(顧問の先生)に3名一組でのコラボで作品群(1ステージ8枚)を提出し、審査員に評価してもらう方式で取り組まれている。このような公開審査を3回繰り返して、最終的な評価が下される。デジカメの普及で、写真は高価な趣味の世界から、誰でも挑戦できる本当に身近な表現芸術になったことを実感しているのだが、高校生でもプロでもモノにすることが出来ないような一瞬を切り取っているその創造性や感性に脱帽だ。四日市大学のメディア系の諸君、是非、高校生たちの取り組みに注目してもらいたい!

   アマゾン・プライムのラインアップ構成、なかなか気が利いていると思います。このお盆の時期、見放題のラインアップに、「戦争と人間=3部作品」や「永遠の0」が出てきていましたが、それよりも良かったと思ったのは、「空人」です。エンターテイメント性は希薄ですが、これぞ名画といった作品...